第8話 怪盗VS迷探偵

「やあ、はじめましてミスター網干。ようこそおいで下さいました。お察しの通りダウトは私です。よく分かりましたね。さすがはアボシ探偵事務所の所長さんだ」


「ウーイ、ヒック。あいさつはいいぜよ。やっぱりアンタかい。うまくやったもんじゃがワイの目はごまかせんぜよ」


「アハハハ、うわさ通りですねえ。それで御用件はなんでしょうか。ハートスター銀行のお星様の件でしたらどうにもなりせんよ」


「……だろうな。そう言うと思っていたぜよ。じゃがワイも手ぶらでは帰るわけにはいかんのだよ。探偵料が入らんと困るぜよ」


「しょうがありませんなあ。それでしたら私とディールしませんか。悪いようにはしませんから」


「ディール? どこかの国の大統領と同じかい。まあええわ、それで条件はどうなんじゃ。ヒック」


「ハハハ、なるほど話が早い。それではミスター網干……」


 怪盗ダウトと網干二郎。この二人煮ても焼いても食えぬようです。さてどうなることやら……。


 ところで怪盗ダウトは誰だったのでしょう。例の五人? 結局最後にお星様を手にした者は誰でしたか。賢明な皆様はもうお分かりですよね。ハイ、その通りです! え? 騙された? まあまあそうお怒りにならないでください。このゲーム、ダウトですから。



 皆様タイヘンです! キケンです! 怪盗ダウトがお星様を狙っています。大至急こちらにお預けください。ハイ、毎度ありがとうございます。にっこり。


 了

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怪盗ダウト「お星様ドロボーは誰だ!」 船越麻央 @funakoshimao

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