第6話 ポーカー警部
「これはこれはポーカー警部さん。いつも大変お世話になっております。お仕事お疲れ様です。ハハハ」
「そ、それどころではない! レビュー支店長! 怪盗ダウトがお星様を預けに来ただろう!」
「は? 当ハートスター銀行にですか? 怪盗ダウト? まさかそんなバカな。警部さん御冗談を……ハハハ」
「冗談ではない! 最近五人の客が大量の星を持ち込んだだろう? その中にお星様ドロボー、ダウトがいるはずだ! ヤツは変装の名手だぞ。五人の取引データを見せてくれ」
「いや、しかし個人情報ですので……しゅ、守秘義務が……」
「バッカモーン! 公務執行妨害でタイホするぞ! それと彼らのお星様は……一旦自分が預かる! 尚この件他言無用、秘密厳守だ。お互いのためだぞ」
「そ、そんな殺生な~」
ポーカー警部、かなり強引な無茶ぶりをしました。困ったオッサンですね。いつもこれからいいところで邪魔をする。もっともハートスター銀行にも表沙汰になっては困る事情があるようです。
しかし本当にあの五人の中にヤツがいるのでしょうか。変幻自在のお星様ドロボー、ダウト。老若男女誰にでも化けられます。五人の中にいるとしたら……。皆さんどう思われますか?
・バカラ伯爵……世界的大富豪の不動産王。
・ページ・ワン会長……超巨大企業「ハードバンクグループ」総帥。
・セブンブリッジ教授……シャッフル大学教授。高名な投資家。
・Dr.ソリティア……フリーランスの天才女性外科医。
・ハーツ女史……売れっ子女流ミステリー作家。
この五人ですね。怪しいと言えば全員怪しい。銀行に預けたのは表に出せないお星様……。いやいやちょっと待ってください。誰か忘れていませんか……。
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