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さあ、第一章終わり。という感じだ。いやあ、魔王君も色々考えてるんだねえ。
どっちが悪かどっちが正義かみたいな話をしていたけれど、実はそんなことはどうでもいいと気づけるのかどうかが僕にとっての注目ポイントだ。
おっと。自己紹介が遅れた。僕は……いや、やめておこう。隠すほどのものでもないが名乗るほどのものでもないしね。だったら名乗ってもいいんじゃないかってことになるが。まあ今名乗っちゃうといろいろとめんどくさくなるしなあ。
まあ僕のことは適当に傍観者とでも思ってくれたまえ。君たちと同じ傍観者。読者と言っていい。
さて、これから先は見た目は勇者、中身は魔王フェーズに突入するのだが。
おっと、違う違う。予定だとこの後は勇者君の語りかな。さあて、彼はどんな思いでどんな行動をして、どんな風に生きているのかな。とても楽しみだし、とても興味深い。
まあその前に僕が少し与太話をしておこう。
与太話。なあに、少しのことだから身構えずに聞いてくれ。なんなら飛ばしてもいいぐらいの話だけど。まあでも、できれば聞いてほしい。この話を楽しむためのささやかなアドバイスだ。
それで、与太話というのは、勇者のことだ。
勇者。
彼は先に言っておくとこの世界の人間じゃない。いわゆる日本からの異世界転生ってやつだ。まあこの辺の事情は彼自身の語りですぐにわかるが(僕がそのことを知っていることはこの際気にしないでくれ)。
つまり何が言いたいかというと、今まで生きてきた環境から急に変わってしまったら、彼でなくても戸惑い、傷つき、後ろ向きになってしまうということだ。異世界転生がプラスというわけではないからね。
むしろマイナスだ。平和な日本からいきなり戦時中の世界に放り込まれたのだ。誰だってしんどい。環境の変化というのは、プラスに転ぼうが、マイナスに転ぼうが、とてつもなく大きい効果を与えるということだ。
だから勇者君の語りではそういう意味では、憐れみと情けをかけて話を呑み込んでくれたまえ。
以上。傍観者でした。おそらくこれからもちょくちょく出てくると思うから、まあ適当に聞き流してくれたまえ。
ではでは。勇者語り、レッツゴー!
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