Episode6 マーちゃんvsマヤノ

マーちゃん「ふっ、とう!」


手下「ぐはぁ!」


マーちゃん「よし、とりあえず1人撃破だな」


マーちゃん「あとは2人だ…!」


手下2「今度は俺の番だな」


手下2「痛い目を見るがいい!」


2人の剣が交差する。

マーちゃん「しまった!」


手下2「これで終わりだ!」


俺の剣は宙を舞った。これで俺の命は終わりか…。そう思った時、救世主が現れた。


キーン!俺の目の前で剣がぶつかる音がした。目を開けるとそこにはある1人の男性がいた。


???「さぁ、ショーを終わらせようか」


手下2「誰だ!」


???「怪盗ナイト、ただの怪盗さ」


マーちゃん「ノックス!!」


ノックス「連絡ありがとう。ここは僕に任せて。マーちゃんはマヤノを頼んだ!」


マーちゃん「あぁ!」


俺は地面に落ちていた剣を拾った


マーちゃん「さぁマヤノ、戦いを終わらせようか」


マヤノ「ついに僕の番か、やれやれ仕方なくやってやりましょうか」


マーちゃん「こんなゆるゆるなやつに負けてたまるか!はぁっ!」


俺の剣が惜しくもマヤノの体の横を通った。

マーちゃん「なっ!避けられた?」


マヤノ「君の剣の振る速さはそんなものなんだね。遅すぎてびっくりしちゃったよ」


マーちゃん「くそ、これでもくらえ!」


また俺の剣がマヤノの体の横を通る。当たらない。俺の剣が当たらないのだ。下手くそとかでは無い。ただ、マヤノの避ける速さが早すぎるのだ。


マヤノ「じゃあ今度は僕の番ねー、とう!」


マーちゃん「っ!危ねぇ、もう少しでやられるところだった」


俺は咄嗟に剣を横にしてガードをした。まさに危機一髪。

マーちゃん「このままでは埒が明かない。ノックスもまだ戦っている。とりあえずここは耐えるしかないな」


20分後

マヤノ「君、なかなかやるねー」


マーちゃん「はぁ、はぁ、体力的にきつくなってきた」


マヤノ「さて、そろそろ終わりにさせよう。これでもくらえ!」


マーちゃん「うっ…!」


マヤノ「ちょっと惜しかったかー」


マヤノの剣が俺の左足に刺さった。

マーちゃん「俺ももうここまでか…」


マーちゃん「ありがとう、コムロ、ジョン、ノックス、リリーナ様、ヒストリア、クリック…!」


マーちゃん「ギール、もうすぐお前のところに行くから待ってろよ」


マヤノ「これで終わりだ!」


俺は全てを悟った。まさか最期がこんな事でやられるとは…。今までありがとう


???「そうはさせるか!」


マヤノ「また敵が増えるのか、めんどくさいなー」


???「俺のマーちゃんをよくもやってくれたな!」


俺は恐る恐る目を開けた

マーちゃん「お前は…!」












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