Episode5 マヤノ登場

マーちゃん「とりあえず店で待っていよう。もしかしたら店にくるかもしれない」


ノックス「僕はティブロを見て回るよ。マヤノらしき人物がいれば連絡する」


マーちゃん「ありがとう。じゃあここからは別々だな」


ノックス「そうだね、絶対マヤノを捕らえよう」


俺はノックスとそう誓った。マヤノというのはどのような人物なのか。このことはクリックにすぐ連絡した。いざとなれば武器を使おうとも考えていた。そこから俺は警戒しながら店を営業するようにした。


マーちゃん「いらっしゃいませ!ってあなた見た感じここの人ではないな、観光客か?」


???「あぁ、マシナリー王国から来たんだ」


マーちゃん「マシナリー王国か!俺もそこには行ったことがあるぜ!」


???「そうなのか。へ、へぇー」


マーちゃん「…?」


店に来たマシナリー王国の住人の挙動が少し怪しかった。俺は少し問い詰めてみることにした

マーちゃん「そういえばマヤノって知ってるか?マシナリー王国の住民なんだとか」


???「さ、さぁ、知らないナー」


マーちゃん「マシナリーでは有名な商人って聞いているんだが」


???「へ、へぇー💦」


マーちゃん「ちなみにティブロにはいつまでいるんだ?」


???「明日で帰ろうかなーって…」


マーちゃん「そうなのか!最後までティブロを楽しんでいけよ!」


???「う、うん!危なかったー(小声)」


マーちゃん「あ、そういえば名前を聞いてなかったな。俺はマーちゃんだ」


???「あ、僕?ちょっと教えられないなー」


マーちゃん「なぜだ?」


???「なぜって?僕がマヤノだからだよ」


マーちゃん「…!お前がジョンを目覚めなくさせたのか!」


マヤノ「あぁ、そうだよ」


マーちゃん「なぜこんなことをした!」


俺は思わず剣を出した

マヤノ「おやおや、名前を名乗ったらすぐに剣を出すのかい?ダサい、実にダサいねー」


マーちゃん「別に戦うとは言っていない」


マーちゃん「俺はなぜジョンにあんなことをしたのか聞いているんだ」


マヤノ「だって、ラム肉にしたら美味しいかなーって」


マーちゃん「そんな理由でジョンを…」


マーちゃん「俺の大事な友人を、家族を…。許せない、絶対に許せねぇ!」


マヤノ「おや?そんな大切な人だったのかい?それは運が悪かったね」


マーちゃん「運が悪いのはお前だよ。今、お前をここで倒す!」


マヤノ「やれるもんならやってみな。まぁ君が勝つ可能性はゼロだけどね。みんな、おいで」


マヤノの掛け声と同時に仲間がよってきた

手下「マヤノ様、どうされましたか」


マヤノ「なんか、僕に戦いを申し込む子がいて、今戦う気分じゃないから代わりに倒してきてー」


手下「わかりました」


マーちゃん「仲間を増やすのはずるいだろ!」


マヤノ「戦いにルールなんかないから何をしてもいいんだよ。まぁ、せいぜい頑張りなー」


マーちゃん「こいつめ…」


マーちゃん「とりあえずこいつらからやっつけるか」






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