とてもパワーを感じる作品でした。「私」という箱の中身は生きているのか、死んでいるのか。一読者として、「私」がどうしようもなくごうごうと生きている様を観測した気持ちです。死が桜の花を見事に咲かせる。地面の下も、維管束の中も見ることはできないけれど、綺麗な色づきからは、血のように全身を巡る生をまざまざと感じさせられます。
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