第9話

 120人斬り屍喰いを達成したそのあと、俺たちは講堂に火をつけた。持ってきた灯油を屍体にまけば、簡単に着火できた。


 さすがに全部袋詰めして片付けるのは無理。だったら燃やしてなくしてしまおうという発想。講堂一面に燃え広がるのを確認してから、俺たちは水卜みうら支部をあとにした。


 家に帰って風呂に入ったら、ベッドに倒れ込んで泥のように眠った。肉体的にも精神的にも疲れていたようで、次の土曜日は丸一日寝ていた。


 しばらくアリアは機嫌がよかった。自分から進んで家事のお手伝いをするほど。皿洗いから洗濯物干しまで。120人斬りがよほど楽しかったらしい。ありがたい。


 次の日曜日、崇愛すうあい教水卜支部が火事になったとネットニュースで報じられた。跡形もないくらいの全焼だということ。屍体は見つかっていないらしい。全部燃えたみたい。ほっと胸をなで下ろした。


 あの人にも一応感謝の電話をした。火事にしたことをちょっと怒られた。『そんな派手な真似をしてどうする。もっと賢いかと思っていたが、買いかぶりだったな』と。賢くなくてごめんなさ〜い。


『次から名のあるものを壊すときは、我輩に連絡しろ。最初から後始末まで手配してやる』と約束させられた。120人斬りなんて今後そうそうないだろうけど、もし大事になりそうなら連絡しよう。


 次の月曜日、眠たいのをこらえて学校へ。まだ疲れが残ってるらしい。授業もうつらうつらして身が入らない。ボーッと聞いていたら放課後になっていた。帰り道、やけにアリアが楽しそうにしている。


「どうした? なんか面白いことでもあったか?」


「んふぉ〜、んふぉふぉ〜」


「なんだよ〜、もったいぶらずに教えろよ〜」


「らいっしゅ〜、おまつりぃ〜、こころわっくわく〜」


 「来週お祭り? 何の話?」


「しらなぃ? ぶゅんかしゃい」


 ぶんかさい……あ、そうか。思い出した。120人斬りの屍喰いで頭がいっぱいだったから、学校行事のことを全く覚えていなかった。水卜市沙津さづ高校の文化祭が来週に迫っていた。


 学外からもそこそこ客が来るという文化祭。うちのクラスも何か出し物をやるはずだが……何をやるんだろう。全く聞いてなかった。まぁ大したことじゃないだろう。


「アリアは何をするんだ? 文化祭」


「でてるのたべりゅ、ぜ〜んぶ」


「そうだな、焼きそばとかチョコバナナとか出そうだしな。いっぱい食べような」


「うっひゃぅ! うん!」


 それからも学校ではちょくちょく文化祭の話が持ち上がっていたが、『俺たちには関係ないだろう』と思って聞く耳を持たなかった。屍喰いで忙しかったし。


 それがよくなかった。あんな事態を引き起こすなら、まじめに話を聞いて、ちゃんと対策を打っておくんだった。俺のせいだ。


 迎えた文化祭当日。正門に『沙津高校文化祭』の看板を掲げ、校内をチラシや折り紙、風船、黒板アートで彩る。近所住民による客入りもそこそこ。


 それぞれのクラスが出し物を繰り広げる。たこ焼き、焼きそば、チュロス、チョコバナナ……お化け屋敷、脱出ゲーム、演劇、バンド……自分のクラスにお客を呼び込もうとアピール合戦。立て札をもって廊下を行き来する。


 俺たちはさっそく出し物を楽しもうと張り切っていたところ、クラスの女子に呼び止められた。


『ちょっとちょっとどこ行くの? うちはメイド喫茶だよ。2人ともみっちりシフト入ってるんだから。ちゃんと働いてね』


 耳を疑った。どうやら俺のクラスはメイド喫茶をやるらしい。女子が黒のワンピースに身を包み、白い大きなエプロンとカチューシャをつけて、


『お帰りなさいませ、ご主人様〜♡』


 なんてクラス前で声をかける。甘い香りに誘われた哀れな男が入店し、『萌え萌えきゅん♡』なオムライスやジュースなど、原価率のおかしいメニューを提供される。男の嗜虐しぎゃく心をたまらなく刺激する、なんともいやらしい催事。


 全く気付かなかった。生返事してるうちにこんなことになってたなんて。それに俺が調理のシフトに入ってるのは分かるが、アリアがメイドさんに入ってるのはどうして? 聞いてみたら、


『忘れたの? アリアちゃんの特別学級、学校行事はうちのクラスと合同でやるって。ちゃんと特注で2mのメイド服準備したんだから』


 そういえばそうだった。体育と学校行事は合同でやる決まり。だからアリアもメイドさんになる……いやいやいや、無理だろ。120人斬りより無理。アリアがメイドさんの役割をこなせるわけがない。


 普段から家事をしない、できない。料理の手伝いをしようものなら皿を割る、箸を砕く、つまみ食いで全部食べてしまう……冥土に送るのが1番得意、そんな存在なのに。


 俺はアリアをシフトから外すよう、何度も頼み込んだ。だけど、『もう決まったことだから』の一点張り。この頑固野郎。しかたないから本人から直接拒否してもらうようアリアに言うが……なぜか乗り気みたいで。


「うっふぅん、メイドさん、やるぉ〜、どっきゅん♡」


「なんでできると思うんだよ。ちゃんとしゃべれもしないくせに。『お帰りなさいませ、ご主人様』って言ってみ?」


「お? おきゃ〜りなしぇ〜ましぇ、どしゅでぃんたま。どや?」


「ドヤ顔するな、ち〜っとも言えてないぞ。ろれつも回らない、配膳もロクにできない、子どもっぽいメイドさんにお客がつくはずもないな。諦めてシフトから外れな、ほら」


「むぉ〜?! そんなことなっし! アリア、にんきでるっし! みてやがれぇい!」


「お〜お〜見てやるよ! 誰にも指名されなくて隅っこで泣きべそかく、みじめな姿をなぁ!」


「ふんぎゃぁ〜〜〜す!」


 そしてアリアがシフトに入ってからというもの……店の行列が絶えることはなかった。みんな『アリアちゃん♡』『アリアたそ♡』と目を輝かせて並んでいる。一躍看板娘に。俺の目論見は大きく外れた。


 アリアのメイド服はよく似合っていた。特注なだけあってサイズがぴったり。人間1人包めそうなくらい大きなエプロン。ロングスカートの長さが脚の長さを際立たせる。他のメイドより3回りは大きい背丈で、頭にカチューシャがちょこんとのってる。リボンの髪留めがチャーミング。


 たどたどしいしゃべり方も、『萌え』として受け入れられている。見てくれだけはクール系のお姉さん、風格だけはメイド長なのに、中身は田舎っぽいような、子どもっぽいような感じなのがらしい。俺には分からん。


「どてゅでぃんたまぁ、こっちゃへど〜ぞっ」


「おいしゅくなぁ〜れ、もえもえもえっきゅんきゅんびぃ〜〜〜む」


「けちゃ、かけゆ……うきゃっ?! はねたぁ〜ちっぱいしたぁ〜、う、う〜」


「おむらいしゅ、おいてぃとぅ……ね、これたべたべしてよき? よいよい?」


『『『アリアちゃんかわいい〜! 好きなだけ飲んで食べていいよ〜!』』』


「よぃ〜?! ふわぁ〜い! みんなだいしゅき〜!」


『『『俺たちも大好き〜!』』』


 こぼしたジュースを自分で飲み、ケチャップを暴発させたオムライスを自分で食べる。お客はそれを見てニコニコしながらお金を払う……どういうビジネスモデル? 

 

 とにかくアリアの指名はひっきりなし。全部のテーブルに代わりばんこで接客する。調理場もスタッフ総出で大忙し。じっくりアリアを監視することもできない。


 なんだよみんな、そんなにアリアのことが好きかよ。ふざけんな。俺が1番先に好きなんだぞ。俺だって接客されたいんだぞ。他のやつらにメイド服で接客させたくないから、シフトに入れたくなかったんだぞ。俺のアリアなのに、知らない男にまで『大好き』なんて言っちゃってさ。ちくしょう、ちくしょう……


 午前のシフトが済んで休憩に入る。アリアは宣伝も兼ねて、メイド服のまま行動。いっしょに歩いていて目立つ目立つ。あっちこっちの屋台に顔を出し、手当たり次第購入。


 その結果、巨大メイドさんが右手に焼きそば5人前、左手にわたアメ6本、口にホットドッグ3本咥え、俺にチュロス8本持たせて廊下を練り歩く。行儀が悪い、見せ物もいいところ。行き交う人が全員こっちを振り向く。アリアもいい気になって、


「メイドはんだよぉ〜、おみせにきってきてねぇ〜」


 なんて手を(わたアメを)振ったりするから、周囲がワッと沸いて俺たちのあとをついてきたりする。大名行列にみたいに取り巻きができる。俺は2人きりでゆっくり食べたいのに……そんな俺の気も知らないで、アリアは食べたいものをどんどん言ってくる。


「ほぉ?! どーなっつがあるぅ、どーなっとぅ! かってかってぇ〜!」


「……」


 アリアは取り巻きを振り返って、


「みんな〜、どーなっとぅたべたぁい〜?」


『『『食べた〜い!』』』


「だぁって〜、かってあげてぇなぁ〜」


「……はぁ?」


 俺の中で張り詰めていた糸がプッツと切れた。アリアの腕を引っ張って走る。人混みを体で弾き飛ばしながら、ひたすらに走る。誰にも見られない、2人きりになれる場所目指して。


 焼きそばがこぼれ落ちるが、構わない。取り巻きが驚いて置いてけぼりになる。『お前誰?』『メイドさん連れて行くなよ』という表情だが、関係ない。校舎の裏側まで連れてきた。まだダメだ、人通りがある。


「アリア、飛べ!」


「んあ? やきそばぁ〜……」


「ボーッとするな、屋上まで駆け上がるんだよ! 早くしろ!」


「お、あぁ……」


 俺の剣幕に、すごすごと言うことを聞くアリア。残った焼きそばを地面に置いて、俺を片手でお姫様抱っこし、校舎の壁に足をかける。


「ひょっ、ほぉっ、あはんっ」


 壁のわずかな凹凸に指をかけ、お猿さんのようにひょいひょいと登る。5秒もしないうちに屋上にたどり着いた。柵を乗り越えて内側へ。


 普段から誰も来ない場所。当然文化祭当日も人っ子1人なし。お祭りの喧騒が遠くに聞こえる。誰にも邪魔されない、完全に2人きりの場所。


 アリアに下ろしてもらったあとも、俺はムスッと黙ったまま、目を合わせない。不思議がって俺の顔をのぞき込んでくるが、目線をそらし続ける。


「どしたぁん、へんでぃよ?」


「……変にもなるだろ、そりゃ」


「なしてぇ?」


 首を傾げて赤眼をまん丸にする。まだ俺の気持ちに気付かない。鈍いにもほどがある。言わないと分かんないのかな? このでくの坊。


 俺はアリアに向き直る。怒りと悲しみが入り交じった感情が込み上げ、涙がにじんでくる。ほっぺが熱くなってるのが分かる。顔をしわくちゃになるのを隠しもせず、感情を赤裸々にぶつける。


「何がメイドさんだ、みんなにちやほやされていい気になりやがって! ばーかばーか! アリアがかわいいって? 大好きって? そんなの、俺がずーっと思ってる! 24時間365日17年間ずーっと! いっしょにいたんだもん! アリアは俺のなの、俺だけのものなの! なのに……それなのに……みんなに『大好き』とか言って……笑顔振りまいて……俺のがバカみたいじゃん……」


 かんしゃくを起こした子どもみたいに言ってやった。どうだ、参ったか。大粒の涙がほっぺからアゴを伝い、地面に落ちる。鼻水がこぼれそうになるのをズズッとすする。嫌だった。アリアが他の男に見られるのが。考えたくもなかった。アリアの生涯のパートナーとして、他の男が選ばれるのが。


 俺はルックスも運動神経も勉強も普通でしかない男。190㎝オーバースタイル抜群怪力小顔のアリアと釣り合ってないんじゃないか、というのがコンプレックスだった。学校で隣を歩くたび、『変人美人屍喰女と、その付き人』って見られる視線がつらかった。カップルだなんてウワサは聞いたこともない。せいぜい姉弟がいいところ。


 今こそいっしょにいるけれど、いつかイケメンの王子様みたいのが現れて、家事も俺より完璧にこなして、アリアがそっちに惚れてついていくんじゃないかって、気が気じゃなかった。


 いつか蛋白乖離症たんぱくかいりしょうが治って、屍喰いも必要なくなって、俺の頑張りもいらなくなるんじゃないかって、心配だった。


 俺の中心にあったものが、いつかすっかり取り払われるんじゃないかって、怖くてしかたなかった。


 俺はアリアがいないとダメだけど、アリアはそうじゃないかもしれない。その事実を突きつけられたら? 思い知らされたら? 俺はきっと正気じゃいられない、生きていられない……


 俺は……俺だけは……ずっと……どこまで……愛してるから……だから……捨てないで……


「んべぇ」


 ぺろん


 鼻頭に熱いものを感じた。


 ぺろぺろぺろん


 俺の鼻水が生温かく湿ったもので拭き取られていく。それがアリアの舌だと気づくのに数秒かかった。


 ぺちゅぺちゅ、ぶっちゅ


 俺が流す涙が唇でせき止められ、アリアに吸われる。そのまま眼球にキスされて、直接舐め取られる。アリアの唇が、歯が、舌が、俺の顔を愛撫あいぶする。熱い吐息がスチームのように俺の顔を満たした。


「んべろ、んぼぉ、なかないぇ、ねぇ、おねがいよぅ、んぶんぶ、こっちまでぇ、なきたくぁるのよぉ」


「グスッ……汚いから……舐めるなよ……腹壊すぞ……」


「やぁ〜よ、ぜ〜んぶちぅちぅしゅ〜もん。なくのや〜になるまでぇ」


 俺が顔を離そうとするが、左手で右の側頭部を、右手で左の脇腹をがっちりホールドされ、ピクリとも動けない。されるがままに顔中舐められ、キスされる。ぴちゃぴちゃと湧き立つ水音が耳に響く。


 得も言われない感覚に、俺は膝が砕けてへたり込む。アリアもその場に腰を下ろし、あぐらをかくように俺の下半身を包み込んで、より強固に俺を抱く。上からなぶるように喰らう。


 俺の顔から自分由来の涙と鼻水が消え失せ、アリアの唾液でベトベトになる。香ばしい香りと獣の匂いに包まれる……というかこれ、ホットドッグの匂いだ。ケチャップとマスタードの香りがプンプンする。うわ、目がかゆくなってきた。


「わ、分かったから、もう泣かないから、やめて」


「んべろんべろん、んぷっ、やめたぁ? ならよしぃ」


 目の前にアリアの顔がある。こんなに近くでみたの久々かも。蒼光りする黒髪、透明すぎる白肌、紅く輝く瞳。ぷるぷるの唇、ペロリと這い出るピンクの舌。かわいくていやらしい。やっぱり惚れ惚れするくらいの美人さんだ。


 そんな人が俺の涙と鼻水をキレイに舐め取ってくれた。嫌な顔1つせずに。うれしい。ありがたい。俺も腕を伸ばし、アリアの背中にしがみついた。


 すると、アリアが抱く力も強くなる。痛くない。優しく、ちょっとずつ。俺たちの体が密着して隙間がなくなり、1つになっていく。今ならいけるかも。俺は恐る恐る禁断の質問をする。


「アリア……俺のこと……好き?」


 アリアはくしゃっと顔を歪めて、お目々をぱちくり、お口をもごもごさせてから、ぽつぽつと言葉を紡ぐ。


「しゅっ……きぃよ、すっきぃなのよ、ずぅっとずっと、うみゃれたときからぁ、せかいでこのよのだれぇよりぃもぉ……いっちばぁん、だぁいすきぃよ」


 ほっぺを真っ赤に染めて、少し照れくさそうに答える。血で染まらずに赤くなるの、初めて見たかも。本当に俺への好意を抱いてくれてる。たまらない。


「俺も……俺も好きだ。誰よりもずっとずっと大好きなんだ。心から愛してる」


「アリアもぉ、あいしとぉよ。すっごく、す〜っごくっちゃぁ」


 ためらわず愛の言葉をささやき合う。俺はようやく報われた気がした。アリアのためを思って今まで生きてきた。それが全て実を結んだ。俺と同じ愛情を感じてくれている。俺たちは1つなんだ、離れられないんだ。


 もっと愛を確かめ合いたい。さっき顔中なぶられたが、唯一、唇だけはしてくれなかった。ここに証がほしい。アリアにおでこをくっつける。鼻がこすれ合うくらい顔が近い。気持ちはもう押さえられない。


「アリア、唇、くれ、俺に」


「んぉ……うぅん」


「いいか?」


「い……いぃよぅ」


 返事に被せるように唇をふさぐ。ぽってりとした柔らかい2つの感触。その隙間に自分の唇をどこまでも滑り込ませる。ちょっと甘い蜜の味、ちょっぴり酸っぱいレモンの味……とはいかず、やっぱりケチャップとマスタードの味。それでもいい、むしろアリアらしい。


 ぶしゅぅ、ぶしゅぅと蒸気機関車くらい荒い俺たちの呼吸。お互いの吐息を吸って肺を満たす。二酸化炭素がずっと循環してどんどん酸欠になる。頭が真っ白になりながら、息が続く限界まで唇を引っつける。


「「ん〜、んむぅ〜……ぶっはぁ!」」


 2分か3分かしたころ、同時に顔を離した。汗びっしょり、肩で息をするくらいギリギリだった。お互いの必シな形相がおかしくて、ケタケタ笑い合う。


「アリア、もう1回! もう1回キスするぞ!」


「よしゃよしゃぁ! いきとめしょ〜ぶ! さきにかおはなしたらまけぇ!」


「よしきた! 息を大きく吸って〜……せ〜のッ!」


「ほいさぁ!」


 ゴツンとおでこをぶつけるくらい、勢いよくキス。歯もガチガチぶつかって痛い。ムードもへったくれもない。でも楽しい、面白い、気持ちいい。幸せ、愛してる。


 お祭りの喧騒が目下で広がる中、俺たちは誰にも邪魔されない静かな屋上で、お互いの唇をずっと貪っていた。

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