第3話 自己紹介
「エイリークさーん、起きてください、仕事の時間ですよー」
結局、昨日は大した進展が得られずにそれぞれの帰路についた。そのため、少しばかり時間が惜しいと思い、本来7:30集合のところ、気持ち早めにエイリークが住むホテルに着いた。着いたんですよ。そうしたら、全くもって起きてこない。ホテルの扉は高級ホテルらしくしっかりと鍵がついているため、びくともしない。
「エイリークさん、本当に起きてください。私、そろそろ不審者になっちゃいます!!憲兵なのに、憲兵隊の誰かよばれちゃいます!!」
声に力が入る。かれこれ一時間は彼の部屋の前で扉をたたいている。本当に不審者だと思われかねない。それでも一向に開く様子の無い木製の扉を、そろそろ蹴破ろうかなと物騒な考えが頭をよぎった。それが届いたのかは定かではないが、直後に扉が開いた。
「うるっせぇ、今何時だと思ってやがる!」
「午前8時ですね、仕事を始める時間です」
「あっ...もうそんな時間...身支度してきます...」
淡々と返事をする。30分ほど遅刻しているのにも関わらず、まさかいきなり怒鳴られるとは思わなかった。呆れすぎて一周回って冷静な返答ができた。昨日、仕事には真摯な人なんだなと少しは思ったが、早速アップデートしなければならないらしい。あの人は、クズだ。
数分後、再び扉が開く。中からは前日のくたびれた服装ではなく、きちっとして清潔そうな服装に身を包んだエイリークが、前日と同じく大剣を片手に出てきた。加えて、服装だけでなく、ひげもしっかりと剃られ、髪も綺麗に整えてある。突然の美少年登場により、胸が高鳴り、視線が外せなくなる。
「じゃ、行こうか」
ほのかに柑橘系の香りを漂わせながら、彼は先導し始めた。
「今日は、どこを調査するんですか?」
気を取り直し、今日の方針を決めるべく、前を歩くエイリークに話しかける。彼はちらっと私の方を一瞥すると、次に体を翻し私の方を向く。
「今日はこれから、魔導列車に乗るべく第二区中央駅に向かう」
「駅に?なぜ?」
後ろを向いたまま、喋り始めた彼に、疑問を投げかける。
「憲兵隊の本拠地と、遺体が安置されている教会に行って、現場では得られなかった情報を調べる」
「それ、昨日のうちに言ってくれたら、私わざわざ中央地区まで来て貴方の事、迎えに行かなくてもよかったんですけど」
「そしたら誰が僕を起こしてくれるのさ?」
さも当然のようにいう彼の膝を本気で蹴る。あたりはしたものの、あまりいたくはない様子で「冗談だってば〜」とおちゃらける。昨日掴んだイメージが次々と音を立てながら崩壊していく。やはりつかみどころのない男だ。エイリークは、再び前を向き、駅に向かって歩き始める。
それから適当な雑談を交えつつ十分ほど歩くと、目的の第二区中央駅に到着した。お金を支払い、憲兵隊本部がある北地区への切符を買う。プラットホームに上がり、天井につるされている掲示板を見ると、次の魔導列車が来るのはどうやら10分程後の様だ。ちらっと彼の方を向く。ホテルで見た時は気にならなかったが、首から何かさげていて、服の中に隠してあるのを見つけた。
「あの、エイリークさん。首にかけてるそれ、何ですか?ネックレス?」
エイリークは「あ~、これ?」と言いながら首にかけている何かを持ち上げる。二つの剣が合わさったような意匠を持つ首飾り、彼はそれを手に取る。
「昔、神様の声を聴いたことがあってね、剣神ヒューレっていうんだけど、知ってる?」
期待や諦めが入り混じった不思議な表情で問いかけられる。剣神ヒューレ、聞いたことのない神様だ。きっと小神の一柱なんだろうなと予想がつく。そう答えようとしたけれど、何故か戸惑う。きっと、彼に少しだけ残っている期待の表情が、私に葛藤を生んでいる。しばらく悩んでいると突然、彼は笑い出した。
「いーよそんなに悩まなくて、この地方の神様じゃないからね。こんな閉鎖された都市にいたら、そりゃ知らないさ。第二区大図書館の隅っこにある古っるい蔵書でも調べなきゃでで来ない程、無名だから」
笑いながらも、少しさみしそうな表情で彼はいう。
「昔、何処か他所の地方を救った神様でね、強力な魔剣を3本操ってたらしい。で、死後に神様になったんだと。子供の頃、急にこの神様からお告げが来てね、それ以来、僕は剣神ヒューレの神官となり、剣の修行を始めたのさ」
少し、驚いた。この世界では、稀に神様の声を聞いた人が存在するらしい。しかし、私の周囲にはそんな人はいなかったし、聞いたこともなかったため、てっきりおとぎ話の中の話だと思っていた。しかも、神官様のイメージとはかけ離れている男が、神様の声を聞いた事があり、しかもそれを契機に剣を振り始めたという。ふと、彼が常日頃持ち歩いている大剣に目をやる。今まで気にしたことは無かったが、鞘におさめられていてもわかるほど立派なつくりをしている。あまり飾り気はないが、よく見ると柄のところに彼が手にする聖印と同じ紋章が刻まれている。この剣も、ヒューレ様が持っていたような魔剣の類なのだろうか。
「そういえばさ」
彼が口を開く
「君、名前なんていうの?」
「へ???」
名前...? なぜ...?
「だって君、自己紹介しなかったじゃん」
「あ」
エイリークと出会ってから今までの事を全て回想する。そして、彼が私の名前を呼んだことがなかった事、そして自分が自己紹介した事がなかった事実に気づく。
「私、自己紹介...忘れてました...?」
「えぇ、忘れる事なんてあるんだ。僕でも忘れなかったのに」
呆れた声が私の鼓膜を震わせる。少しばかり自己嫌悪に陥る。
「私、アヤ・アレクシスと言います。年齢は16歳で、憲兵隊の商業区治安維持部隊に所属しています。憲兵隊の同期の中では、そこそこ優秀な成績を収めていて、戦士としての武芸と魔動機術を組み合わせて戦っています。あと、見識も人並み以上はあると思ってます」
「よろしく、アヤ。かわいらしい名前じゃないか。もっと前に聞いとけばよかった」
不意にそんなことを言われ、思わず顔を赤らめる。
その時、プラットフォームに大きな音が鳴り響く。
「第二区東駅行きの魔導列車、2番ホームにまもなく到着、まもなく到着」
どうやら、魔導列車の接近を知らせるための放送らしい。プラットフォームにある屋根に均等に配置された拡音機から、音が流れている。
「おや、どうやら列車が来たようだ。顔赤らめてないで、サッサといくよ」
身だしなみを整えながら、エイリークが立ち上がり、歩き出す。私もあわてて鎧や装備品の確認をし、立ち上がり、先に歩み始めたエイリークの背中を追って走り出した。
平民区東地区、憲兵隊本部の中にある一室にて、エイリークと私・アヤは上官であると同時に今回の連続殺人事件調査の担当者である憲兵隊のアーウィン・マクネア分隊長を待っていた。
「今回は正式に依頼を受けてるのに、情報の閲覧には上官の同伴が必要ってどういうことですかねぇ」
「仕方ないですよ、命令なんだから」
少し冷めたお茶を片手に、本を読みながら文句を垂れるエイリークに、同じく私もお茶を飲みながら答える。確かに、傭兵である彼だけならまだしも、正式な憲兵である私もいるのにも関わらず、情報の検閲に上官が同伴する必要は、正直ないとも思う。先程この部屋に案内された時の説明を思い返す。この命令はどうやら情報局からの指令らしい。つまり、私たちに逆らうことはできない。しかし何故、情報局はわざわざこんな手間のかかる指令をしたのだろう。私は今回の依頼を遂行する際に、情報局の人から情報にアクセスする許可を事前にもらってある。本来なら、早急に情報を閲覧させてもらってもいいはずだ。悶々とした考えが頭の中を巡る。
「まあ、考えても仕方のない事か」そう思い、一旦思考に蓋をしてお茶を一口飲む。
既に冷え切ってしまった液体が、喉を通過していくのを感じる。もうどのぐらい待ったのだろうか。少し、不思議に思う。アーウィン分隊長は上官ではあるが、直接の上司ではないため、1回ほどしか会ったことがないので正確な人間像はわからないが。同僚の話曰く、アーウィン分隊長は仕事にとても厳しい人らしい。少なくとも、出された時には温かったお茶が冷え切る程の大幅な遅刻はしないのではないだろうか。ふと、湧いた疑問が頭をよぎる。
「ようやく、お出ましのようだ」
突然、エイリークが口を開く。さっきまで彼が開いていた本は、もう閉じられて、机の上においてある。耳を澄ませば、確かにドアの外から話し声と足音が鳴っているのが細々と分かる。言われなければ気づけなかった物音に、エイリークがなんでもなさそうな表情をしながら気づいた事に少し驚きつつ、上官との対面に向け、気合を入れなおす。
「すまない。少し遅れてしまった」
短く整えられた黒髪を少し綻ばせながら、アーウィン分隊長が入ってきた。
「憲兵隊所属、アーウィンだ。今回の連続殺人事件の全体指揮をとっている。よろしく頼む」
「ご丁寧にどうも。傭兵ギルド所属、エイリーク・オッドマンだ。今回の調査の協力をさせてもらっている」
「お久しぶりです、アーウィン分隊長。商業地区治安維持部隊所属、アヤ・アレクシスです」
アーウィン分隊長の自己紹介にエイリークと私も続く。エイリークの少し失礼な物言いに、一瞬ヒヤッとしたが、どうやらアーウィン分隊長は特に何か思っている様子はないようだ。後でエイリークには、もう少し礼儀をわきまえられないのかと問い詰めておこう。
「さて、早速で悪いが本題に入ろう。今回の事件に関する情報にアクセスしたいという事だが、私の記憶が確かであったら、そちらのアヤ隊員に情報閲覧の権限はすでに渡してあるはずだ。よって自由に閲覧していただいてかまわない。ただ、ご遺体について調べる際は、担当の兵士を同伴し、指示に従っていただく必要がある事は留意してくれ。私は少し裁かねばならない仕事がたまっているため、同伴はできない」
「ちょ、ちょっと待ってください。先程ここに案内してくださった隊員さんの話では、情報を閲覧する際はアーウィン分隊長の同伴が必要だという命令が、情報局から下っているはずです。仕事に戻られては困ります」
予想外のアーウィン分隊長の言葉に一瞬たじろぐも、何とか用件を伝える。
「何?情報局から、私が同伴するように言われているだと?私はそんな話は聞いていないぞ」
「は?」「へ?」
エイリークと私の声が重なる。我ながらずいぶんと間の抜けた声が出たものだ。エイリークの声の方は、少しドスが効いててちょっぴり怖い。しかし、アーウィン分隊長が「そんな話は聞いてない」とは...?
「待て、聞いていない?情報局からの命令だろう、僕たちより先に貴方の方に伝わっていなければおかしいだろ」
「いや、そのはずではあるのだが、しかし確かにそんな話は聞いていない。何かの間違いではないのか?大体、先程も伝えたがそこのアヤ隊員には情報閲覧の許可が前もって下りている。その許可を与えたのは、ほかでもない情報局だ。私の同伴が必要という話が、まずおかしいのだ」
エイリークの疑問に対し、アーウィン分隊長は答える。それは、先程部屋で待機している時に浮かんだ疑問への回答でもあった。やはり、私は間違っていなかったんだ。
「まあ、ここで変に言い合っていても仕方がないか。伝達のミスだという事で、ここは納得しよう。どのみち、貴方の同伴が情報局からの命令であるならば、そうしてもらうほかない。仕事が溜まっているのはなんとなく察しがつきますが、ぜひ案内よろしくお願いします」
まだ納得いっていなさそうに、額にしわを作りながらもエイリークが口を開く。確かに、悩むのは後だ。次の殺人事件が起こらないという確証はないのだから、時間が惜しい。ここはとりあえず疑問を抑えて、早く情報を集めにいこう。「こっちだ」と先導を始めたアーウィン分隊長に従い、エイリークと私は部屋を出た。
「着いたな。ここが、遺体安置所だ。被害者9人の遺体は、すべてここに安置されている。調べたいのなら構わないが、ご遺体を傷つけないように」
「えいえい、わかってますよ~」
アーウィン分隊長の言葉に、エイリークが適当な返事を返す。先程まで閲覧していた聞き込みや現場検証の結果をまとめた資料には、あまり役に立ちそうな情報は載っていなかった。そこで私たちは、情報の閲覧はそうそうに切り上げ、ご遺体の検証をするために、憲兵隊本部から少し歩いたところにあるご遺体の安置所に向かった。この遺体安置所は、使われなくなったこじんまりとした始祖神ライフォスの神殿を再利用して建造されたため、外見はとても立派であった。神殿を再利用した理由については、その方が死者も安心して休めるため出そう。アーウィン分隊長が中に入っていくのが視界の端っこに映る。続いてエイリークも中に入った。もう少し眺めていたい気持ちを抑えながら、私も安置所の中に入っていく。
安置所の中も、やはり立派なつくりであった。このリトゥアールでは、英雄フラウがライフォスの敬虔な信徒であったという事からライフォス信仰が盛んで、こじんまりとしたライフォス神殿であっても、かなり意匠が凝らされている。左の壁を見れば、ライフォスをたたえた壁画が見え、右の壁を見れば英雄フラウと思わしき人物とエルフの男性が蛮族と戦いを繰り広げ、見事勝利した絵画が飾られている。ご遺体はどうやら地下で保護されているそうで、先導に従い階段を下る。下った先にある部屋に入ると、10個ほどある台の上の9個に布がかぶせてあり、少し膨らんでいるのが見て取れた。
「こちらが、今回の残忍な事件の被害者だ。一応、プリザーベイションの奇跡をかけてあるから、遺体の状態は発見当時から余り変わっていないはずだ。ただ、遺体のほとんどが口にするのもおぞましいほど斬り刻まれていたため、多少はきれいにしてある」
アーウィン分隊長がそう説明する。プリザベーション、神の奇跡を行使することが出来る神官の中でも、高位の人物のみが使える奇跡。憲兵隊教育期間の記憶を辿ると、確かこの平民区にはその様な神官がいくつかの神殿に常駐していたはずだ。そういえば、エイリークも神の声を聴いた神官らしいけど、彼もこの奇跡を使えるのだろうか。
「案内ありがとうございます。早速ですが、いろいろと調べさせていただきます」
安置所前にいた時とは打って変わってしっかりと仕事モードに入ったエイリークが、遺体の一つに歩み寄りながらいう。安置所に常駐している憲兵に指示を出し、遺体の上にかぶせてあった布を外させる。そして、遺体の状態、傷口、目や口、肌の状態など、様々な場所を観察する。私も何か協力しようとご遺体に近づく。
正直、近づかない方がよかったかもしれない。私はまだ憲兵隊に入隊したばかりだが、いくつかの凄惨な現場をくぐってきた。そんな経験をもってしても直視することが難しい程、遺体は損壊されていた。明らかに、人を斬る事に慣れていない素人の犯行だ。事前情報で、素人が衝動的に行った可能性が大きいという事は伝えられていたが、これを観たら確かにそうとしか思えなくなる。エイリークは、一つ目の遺体を調べ終わった後、何拍も置かずに、次の遺体を調べ始めた。そして、一時間半ほど経過し全ての遺体を入念に調べた後、エイリークが口を開いた。
「なあ、アヤ。今回の事件って、憲兵隊ではどんな風に扱われてる?」
そう聞かれたため、先程の情報を伝える。「素人の衝動的な連続殺人事件、快楽殺人方向の事件だと思われている」と。それを聞いたエイリークは、少し顔をしかめ、なるほどなとつぶやいた。そして、アーウィン分隊長と私を手招きし、一つの遺体を指さした。
「この遺体、確かにひどい殺され方をしている。急所を狙っていないし、斬り方も雑だ。こんな斬られ方をしたら、絶命するのに暫くの時間が必要になってくるはずだ」
遺体の状況と、そこから予想される事件当時の様子をエイリークが語る。
「でも、疑問に思わないか?こんな斬り方をされ、絶命に暫く時間がかかっていたのにもかかわらず、周辺の住民は特に何も思い当たる節はないって言ったんだ」
確かに、不思議に思う。前日に行った聞き込み、今日の情報閲覧、そのすべての情報の中に、悲鳴であったりうめき声を聞いたなんて事は書いていなかった。
「つまり、この殺され方は嘘ってことですか?」
「ああ、初めて遺体を見た時、僕はそう思った。そして、その予測を基にした調べ方をした。事前に殺されてどこかから持ってこられた可能性、遅効性の毒でも盛られた可能性、もしくは...みたいに、いろいろね」
一拍おいて、遺体の胸部ー心臓のある場所を指さす。見ると、傷が何重にも重なっている事に気づく。
「ここ、明らかに狙って傷をつける。他の遺体も、似たように特定の急所が念入りに切り刻まれていた。んで、そこを念入りに調べてみたんだが、他の傷の深さと比べて、急所を狙った傷がかなり深い位置まで達していたことが分かった。つまり、そこを攻撃した時だけ、斬りつけたのではなく、鋭利な武器、多分短剣か何かで突き刺した事になる。しかも、急所を正確に」
「急所を正確に突いた?そんなの素人の出来る真似じゃないです!」
「そう、つまるところ、これは素人に見せかけたプロフェッショナルの技だという事になる。加えて、突きの攻撃と思われる傷を詳しく調べたところ、中々に複雑な形状をした刀身を持つ武器だってこともわかった。市販のものじゃない。多分、誰かが個人的に鋳造したものだ」
個人的に鋳造?しかも、そんなに複雑な刃を持つ武器を?一体なぜ?エイリークの言葉からは、深い思慮と戦士としての経験からくるのだろう自信、確信が見て取れる。だからこそ、余計に疑問が湧き出てくる。頭がパンクしそう。
「そこで、一つの仮説が出てくるわけだ」
仮説?
「この連続殺人の裏に、何かしらの魔剣の存在があるかもしれないってことと、それを用いた魔術的儀式が行われている可能性があるってこと」
衝撃の言葉が、彼の口から放たれた
都市国家リトゥアールの動乱 はちじゅうろく @Halon86
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