第2話
「アイツが勇者なんて、ありえねぇ」
「そうよ、なんで私達が捕まっているのよ」
「ママ、パパ」
クラスメイト達はまとめて牢屋に入れられている。
彼らは魔法も使えず娯楽も優への悪口と少しの食事のみだった。
「第一、俺らは奴の召喚に巻き込まれた被害者なんだ!!ここにいる義務はねぇ!」
「ゴミインキャ・・・がぁ」
彼らは自分達が優の施しによって生かされることを知らない。
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さらには
「酷くない?他の召喚者達」
「まぁ・・・でも荒れたくなる気持ちもわかるよ」
優、本人が魔法で無事を監視している為、筒抜けであった。
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