残り30日その2
正直僕は軽い稽古かと思った。
しかし僕が思った稽古とは違っていた。
「うっ・・・この竹刀重い・・・」
素振りの竹刀が重すぎる!
どうなっているんだこれ?竹刀って普通
500gもないはずなのに、僕だっていろんな
雑用をやってきて力はついている方なのに、
幽々子「大丈夫?この竹刀は5kgぐらい
あるのよ、それを100回の素振りをしてから
妖夢ちゃんと実戦ね」
5kgを100回⁉︎これをあの女の子が軽く素振りしていたのか、そう思うと妖夢っていう人、凄くやばい、て言うか怖い。
しかも素振り終わったら妖夢と戦うの⁉︎
「あの・・・戦うの初めてで、戦い方を
教えてくれたら嬉しいですけど・・・」
そう聞くと幽々子は説明をしてくれた。
幽々子「幻想郷にはスペルカードっていうのがあって個人それぞれがもっているスキルがあるの。それを生かして戦ったりするの。
妖夢のスペルカードは斬撃とかを使う技ね」
「外の世界から来た僕にもスペルカードはあるのでしょうか?」
幽々子「スペルカードっていうかは微妙だけどスキル自体はあるわ、安心して」
そう軽く話しているが腕がつらい、5kgの竹刀を振りながら話すのは相当きつい・・・
こうしてひぃひぃ言いながらも素振りを100回終えた僕と妖夢は、実戦で戦う事になった。
妖夢「よろしくお願いします。良い戦いを
期待してます」
「よろしくお願いします」
そして幽々子さんが「始め!」と言った途端
妖夢の無駄のない正確な斬撃が僕を襲う。
「うおっ」
僕はギリギリで身を捻らせるが、服に掠る。
妖夢「これを避けるとは、楽しめそうです」
え?僕遊ばれてる?気のせいだったら良いけど、そう思っている間にも相手の攻撃は止まらない。
しかし状況は劣勢、防戦一方だからだ。
幽々子「又理三!このままじゃ負けちゃうわよ!」
僕だって勝てる自信があるから言ったんだ。
力も少しあるが知恵もある。
「この戦い、勝たせてもらいます」
そう言い僕は作戦を練るのだった。
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