概要
インフレ率10000兆ジンバブエ妹ドル。私たちの経済、崩壊寸前だよ……
やさしさ通貨を唯一発行できる中央銀行――お兄ちゃん。
お兄ちゃんのやさしさは、いつもブラコンの妹たちに国家予算から惜しみなく投下されていた。
長いあいだ安定した兄妹国家資本主義を維持できていたのだが……。
――ある日、その幻想はあっけなく崩壊した。
政治や経済のことはわかりません。
つっこまないでください。
また、この小説は、政治的な考えを含みません。一応、念の為……。
お兄ちゃんのやさしさは、いつもブラコンの妹たちに国家予算から惜しみなく投下されていた。
長いあいだ安定した兄妹国家資本主義を維持できていたのだが……。
――ある日、その幻想はあっけなく崩壊した。
政治や経済のことはわかりません。
つっこまないでください。
また、この小説は、政治的な考えを含みません。一応、念の為……。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!愛情が通貨なのではない。お兄ちゃんの愛情だけが通貨なのだ
意味がわからないと思いますが。
ブラコンの妹三人の会話劇です。
世の〝妹モノのラブコメ好き〟必見です。
すぐに読んでください。
兄の親愛の言動を通貨と準える三姉妹。
その通貨の市場流通量が減少したと彼女たちは嘆くのです。
この設定の奇抜さと内容に、戦慄します。
そして、普通に可笑しい。
才能の嵐です。世の〝妹モノのラブコメ好き〟必見です
最近めっきり見なくなったラブコメのジャンルに妹モノがあります。あるらしいです。
その不遇なジャンルの怨嗟の声とも、受け取れる内容なのです。
元々ラブコメを読んでない、妹ジャンルの知見も寡聞な私のような読者はよく知らないのですが。
それでも、すこぶる笑え…続きを読む - ★★★ Excellent!!!流行らなくなった「妹」たち。時代は好況期から不況へと……
出だしから切り口の斬新さに、「おお!」と目を見開かされました。
「お兄ちゃん」からの「妹への愛」が「通貨」のように捉えられる。
頭をなでてもらえることなどが、「お兄ちゃん」から発行されるお金のようなもの、と考える。
そんな風に「お兄ちゃんからの愛が潤沢に得られる日常」を生きていた三人の妹たち。
そんな潤滑だった経済(お兄ちゃんからの愛)が現在は危機に瀕することに。
どうも、お兄ちゃんに彼女が出来たらしい。つまりは「自国(妹たち)」よりも「他国(彼女)」の方に多くの資金(愛情)が投入されることに。
そこからの危機的状況についての分析が本当に面白かったです。
バブル崩壊や…続きを読む