第5話
480分後
〔・・ター、・・スター、マスター!オジカンデス。オキテクダサイ。オジカンデス。オキテクダサイ!〕
「...ん?...もう時間か?ログボまであとどんくらいだ?」
〔イマデス〕
『本日のログインボーナスをお渡しします。本日のログインボーナスは3000円です。明日もまた期待していてくださいね』
「今回は現金か...ステータス系のなんかが良かったな...まあ、貰えるだけありがたいってもんか、よし!攻略を再開しようか!」
俺はしっかり睡眠を取り元気になったのではりきってチュートリアルのダンジョンの攻略に乗り出した
部屋を出てもとの道に戻り雑魚たちを狩っていく。雑魚狩りでデイリーミッションもクリアできるのでとても楽しいし、簡単に攻略できている
しかし、しばらくダンジョンを進んでいるのに一向に最終地点が見えてこないし、敵の数がどんどん増えていっている
さっきまでは数分に一匹のペースでしばらく歩かないと現れなかったモンスターが奥から大量に走ってきて攻撃を仕掛けてくるのだ。チュートリアルのダンジョンなので敵も弱いから一撃で倒せるし、攻撃も弱くて遅い攻撃ばかりなので簡単に避けられるので問題ないが少し鬱陶しくなってきた
「面倒だな、どうにかならないものか...」
〔オソラクデスガ、マスターガスイミンヲトッテイタアイダニボスベヤデゾウショクシテオサマリキラナクナッテアフレタノダトオモワレマス〕
「そんなことあるのかよ...今何体倒したんだ?」
〔スライム、67タイ、ゴブリン73タイ、コボルト65タイノケイ205タイ、1772エンデス。ゲンザイシンコウケイデゾウカチュウデス〕
「金額までありがとう...ボス部屋まであとどのくらいだ?」
〔アト52メートルデス〕
「よし、もう少しだし頑張るか!」
俺は正確な数字が分かり消えかけていたやる気に再び火が付き、大量に押しかけてくるモンスターたちを斬って斬って斬りまくっていった
20分ほど戦っていると漸く開けた場所に出てその場所の奥に少し大きいゴブリンが立っていた
「ようやくボスかよ。長すぎるんだよここの廊下はよぉ...もっと短く作れや馬鹿が」
〔ダンジョンヲツクッテイルノハソノハイゴブリンデハアリマセンヨ。ソノハイゴブリンハタダノセッチサレタダケノモンスターデス〕
「ハイゴブリン?あれって普通のゴブリンと違うのか...いわれてみれば普通のより少しデカいか?」
俺はナビゲーションに言われて初めてあのゴブリンがさっきまで戦っていたのと別のモノだということに気が付いた。さっきまで戦っていたのが120㎝くらいだとしたら今いるのは130㎝くらいで少し体格もいい。
「そんな細かいの言われなきゃ絶対にわからんわ...おわっと⁉」
俺が少しの違いに呆れているとハイゴブリンが突進して剣で攻撃してきたので回避した
「おいおい、こっちが観察してるんだからしばらく待っててくれてもいいじゃないかよ」
ハイゴブリンは次は避けられないためか剣を横に振り回しながら攻撃してきたのでそれもきっちり避けて懐に入っていった。
「おいおい、ガキのお遊びじゃないんだからしっかりしてくれよ...」
ハイゴブリンは俺が近づいてきたことに驚いた様子で後ろに下がろうとしたがそんなこと許すわけもなく俺は剣をハイゴブリンの首に突き刺し、首から下を両断した。
そうしたら今までたまっていたメッセージが流れてきた
『ダンジョンクリアおめでとうございます!商品として2000円をプレゼントいたします!』
『デイリーミッションがクリアされています。デイリーミッション:モンスターを3体倒す。ダンジョンに入る。スキルを使う。がクリアされています。報酬として経験値を100ポイント、1000円、戦闘スキル経験値5%をお渡しします。また明日も頑張ってください。』
『ウィークリーミッションがクリアされています。ウィークリーミッション:モンスターを100体倒す。モンスターを200体倒す。モンスターを300体倒す。ボスモンスターを倒す。ダンジョンを1階層攻略する。がクリアされました。報酬として経験値35%、戦闘スキル経験値20%、3SP、5STPをお渡しします。お疲れさまでした。』
『マンスリーミッションがクリアされています。マンスリーミッション:ダンジョンを攻略する。をクリアしました。報酬としてランダム剣チケットをお渡しします。お疲れ様でした』
いっぺんにメッセージが流れてきて少し気分が悪くなったが何とか持ち直しステータスの確認とポイントの割り振りを行うことにした
神宮寺 旭 男 21歳
職業:見習い戦士
レベル:11(5%)
所持金:10000円
HP 14/14→35/32+3
MP 14/14→40/35+5
STR 10+1→15+6
VIT 9→12+1
AGI 8→13+1
INT 9→15+2
MND 5→20+3
DEX 4→10+1
LUK 7→10+1
CHR 7→14+1
STP 50→0
SP 21→0
スキル
戦闘
剣術Lv7(60%) 格闘Lv3(22%)
光魔法Lv1 闇魔法Lv1
生産
強化
STR強化Lv7(78%)VIT強化Lv2(1%) AGI強化Lv2(1%)
INT強化Lv2(1%) MND強化Lv2(1%) DEX強化Lv2(1%)
LUK強化Lv1(1%) CHR強化Lv1(1%)
耐性
状態異常耐性Lv1
その他
ナビゲーションLv3(1%) 索敵Lv4(22%) ミッションLv1(17%)
ログインボーナスLv1(14%) アイテムボックスLv3(33%)
マッピングLv3(28%) 鑑定Lv3(28%) 魔力探知Lv1(1%)
※強化はレベルごとに10/15/20/25/30/35/40と強化する%が増えていきます
「こんなもんかな、しかし、SPをレベル分消費すればスキルのレベルを上げれたんだな。しかし、ステータスって5が平均値って言ってたけど普通の人からすると俺ってやばい化け物ってことか?まあ、これからもっと強くなるし気にしても無駄か」
「さて、最後はこのチケットか...なんだっけ?ランダム剣チケット?剣がもらえるのか?どう使えばいいんだ?」
〔千切レバ使エマスヨ〕
「え?そんなに簡単なのか?じゃあやろ」
俺は教えられた通りにチケットを千切った。そうしたらチケットが光だしどんどん剣の形になっていく
そして、光が収まり剣を見たら刀身が白と黒の2色で作られた両刃の片手剣が現れた
「お~、かっこいい剣が出てきたな!この剣が何なのかわかるかナビゲーション?」
〔ハイ、コノ剣ノ名称ハ聖魔金剛剣デス。性能ハ、攻撃力85、魔法力76。聖属性、魔属性。剣ニスキルガアリ、ソレハ【勇剣】【魔撃】デス〕
「お~、すごいのか?」
〔比較対象ニ今オ持チノ初心者ノ剣ノ性能ハ、攻撃力1ノミデス〕
「じゃあ、めちゃくちゃ強いじゃないか!良い物手に入れちまったな!」
俺はとても強いものを手に入れられてとてもうれしくなった
〔今回ノ報酬ノ受ケ取リ方ハドウナサイマスカ?〕
「あ~、現金で頼むわ」
〔カシコマリマシタ〕
ダンジョンをクリアして細々としたことも一通り終わった時にポケットに入れたスマホが光だし、俺を包んでいった
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