第2話

 急いで家に帰り、飯を食い、風呂に入り、明日の大学の準備を適当に整えて、ジャージに着替えてアプリを起動する準備を整えた


「よし、何とかやってみるか!」


 気合を入れて、アプリを起動したらSTARTと書かれていて、さらにタップすると難易度を選ぶ画面になりチュートリアル以外暗転していて選べなくなっていたのでそれを選ぶ

 するとスマホが輝き、その輝きに俺自身が包まれた


 光が収まり目を開けると辺りは石材で出来た洞窟のような場所にいた


 辺りを見渡していつと目の前にウィンドウが現れた


〈ようこそおいでくださいました。

 ここではチュートリアルをさせていただきます。

 まずは、ステータスと唱えてください。〉


 本当にただのチュートリアルのようだ

「ステータス」


 神宮寺 旭 男 21歳

 職業:無

 レベル:1

 HP8/8

 MP9/9

 STR6

 VIT5

 AGI5

 INT6

 MND3

 DEX4

 LUK7

 CHR5

 STP10

 SP5

 スキル

 戦闘

 生産

 強化

 耐性

 その他



〈そちらがあなたのステータスになります。

 成人男性の平均値は5です。5より上になるものは少し優れている。10にでもなれば天才級だとお考え下さい。

 初心者サービスとしてSTPを10ポイント、SPを5ポイントプレゼントいたします。

 ご自由に割り振ってください。〉


「わかった」


 神宮寺 旭 男 21歳

 職業:無

 レベル:1

 HP8/8→9/9

 MP9/9

 STR6→10+1

 VIT5→6

 AGI5→8

 INT6

 MND3

 DEX4

 LUK7

 CHR5→7

 STP0

 SP0

 スキル

 戦闘

 剣術Lv1 格闘Lv1

 生産

 強化

 STR強化Lv1

 耐性

 その他

 ナビゲーションLv1 索敵Lv1



「これでいいぞ」

〈かしこまりました。

 次にスキルの使い方を説明させていただきます。

 例えば剣術Lv1ではアーツ【スラッシュ】がが使えます。

 それを唱えながら使う意思を持っていれば使えます。

 頑張ってください。

 アーツがないものはスキルの名前を言えば使えますし、常時発動しているものもあります。

 専用のスキルを獲得したら調べてみるのもいいですね。

 あなたは剣術と格闘を獲得していますので初心者の剣と初心者のグローブをプレゼントいたしますね。〉


「ありがとう。なるほど...【スラッシュ】!」


 説明を聞き空中に向かって試してみると空中に斬撃が飛んで行った

 だいたい1.5メートルほど斬撃が飛び消えていった


「ふむ、斬撃の拡張か...ん?MPの消費があるのか。まあ、1だしまあいいがこれからレベルが上がってステータスを上げれば何とかなるか」


〈最後に職業を決めましょうか。〉


「職業?ああ、この無って書いてあるのか」


〈はい、職業に就くには持っているスキルとステータスがかかわってきます。

 今のあなたは見習い剣士、見習い戦士、見習い格闘家です。

 見習い剣士は剣術スキルの経験値とSTRとDEXに10%の補正があります。

 見習い戦士は剣術スキルの経験値とSTR強化スキルの経験値とSTRに10%の補正があります。

 見習い格闘家は格闘スキルの経験値とSTRとAGIに10%の補正がかかります。

 職業はいつでも変更可能です。気軽に試してみてくださいね。〉


「そうか...では見習い戦士にしておこうか」

 俺は見習い戦士を選んで自身の力を強くし、敵を倒しやすくする方式をとってみた


〈かしこまりました。変更は完了いたしましたのであとはご自分で頑張ってください。ではご武運を〉


 職業を決めたらチュートリアルは終わりいきなり外に放り出された

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