第12話 瑠美vs真由 女囚キャットファイト

瑠美の爪が真由の頬をかすめると、真由は歯を食いしばって瑠美の腕を掴んだ。狭い鉄格子の中で二人の体が絡み合い、汗と涙が混じり合っていく。


「この嘘つき!」真由は叫びながら瑠美の髪を鷲掴みにし、床へ押し倒した。牢の冷たい床に背中を打ちつけた瑠美だが、すぐさま膝を立てて反撃に出る。「あなたこそ裏切り者じゃない!」


二人の取っ組み合いは止むことを知らず、瑠美の水色ブラウスのボタンが一つ弾け飛んだ。真由の白いブラウスも肩からずり落ち始める。互いの体が床を転がるたびにスカートが乱れ、紺色の布地がひらひらと揺れる。


瑠美は隙をついて真由の口元に噛みつこうとした。真由は素早く身をよじって回避しつつ、今度は瑠美の耳たぶに強く噛みついた。「痛っ……!!」瑠美の悲鳴にも似た声が牢内に響くが、それだけでは終わらない。


反撃として瑠美は真由の首に手をかけた。息苦しさに顔を歪めた真由はすぐに手を振り払おうと暴れ始め、再び二人は激しく揉み合う形となる。


鉄格子の外には静寂が漂っていた。看守も他の囚人も誰一人介入しようとしない。それはまるで二人だけの世界――いや、憎悪によって作られた地獄だった。


そして時間が過ぎる中で衣服はさらに裂けてゆき――水色のブラウスの袖部分が完全に引き千切れそうになっている一方で――白いブラウスもまた胸元まではだけていく。それでも二人とも決して諦めることなく闘争本能むき出しで挑癒し続けている。

結局どちらか一方だけではなく両者が敗北宣言することなど到底あり得ないと確信していたためだったからだ……


瑠美が真由の髪を掴むと、真由は怒りに震える手で瑠美の水色ブラウスの襟を引き裂いた。「あなたのせいで全て台無しになったのよ!」


「ふざけないで!」瑠美が叫ぶと同時に真由の白いブラウスの胸元に指をかけて力任せに引っ張った。ボタンが音を立てて飛び散り、真由の肌が露わになる。


「この……売女!」真由は唇を噛み締めながら言い返し、瑠美の水色ブラウスをさらに引きちぎろうとする。しかし瑠美も負けてはいない。素早く身を捻って攻撃を避けつつ、今度は真由の顎を狙って拳を繰り出した。


二人の額が激しくぶつかり合い、一瞬火花が散ったような痛みが走る。それでも二人とも怯まず相手に掴みかかる。


「私があなたなんかに負けるはずがない!」瑠美は真由の首を掴むとそのまま床へ押し倒した。硬いコンクリートに後頭部を打ちつけられた真由は呻き声を上げるが、その目には屈しない意思が宿っている。


次の瞬間――真由は瑠美の脇腹へ鋭く蹴りを入れた。思わずバランスを崩しかけた瑠美だがすぐに体勢を立て直し再度襲いかかる。狭い牢内で互いに絡まり合いながら転がり回る姿はまさに野獣同士の争いそのものだった。


何度目かわからないほど重なる攻防――それぞれ相手の腕や足を掴み合いねじ伏せようとして失敗する。息つく暇もなく延々と続いていく戦い。その最中にも二人は罵倒の言葉を浴びせあいつづける。「死んでも許さない」「絶対負けない」など感情むき出しの叫び合いだ。


次第にお互い汗だくとなり疲労の色も見え始めるものの決して降参する気配など微塵もない……。それどころかますますヒートアップしていくばかりなのだ……


薄暗い牢屋の中、瑠美と真由はお互いの体を激しく擦りつけながら取っ組み合っていた。水色と白色、それぞれのブラウスは既に原型を留めておらず、ほとんど布切れとなった生地が体にまとわりついているだけだった。


瑠美が真由の髪を強く掴むと、「痛い!」という叫び声とともに真由の爪が瑠美の頬を傷つけた。それでも瑠美は手を離さず、真由の顔を自分の方向へ向けさせた。


「あなたの嘘が全部ばれたのよ!」瑠美は大声で叫んだ。「あの人のことまで騙したなんて……絶対に許さない!」


その言葉に対し真由も即座に言い返した。「あなただって同じじゃない! いつもそうやって人を操ろうとして!」


二人の喧嘩は留まるところを知らず、お互いの体に爪を立てる様子はまさに動物的だった。真由の白いブラウスはすでに完全に開かれてしまっていて上半身裸同然だ。しかし恥じらう余裕さえ今の二人にはなかった。


瑠美の水色ブラウスも裂けて胸元まで開かれており、その隙間から見える乳房へ真由が容赦なく噛みついた。突然訪れた激痛に瑠美は悲鳴をあげつつもすぐ反撃しようとしたところで牢屋の隅へ追いやられてしまった。


「まだ終わりじゃないわよ」息切れしながらも笑みを浮かべる真由。しかし彼女の腕にも赤黒い痣ができていることを確認して安心したように瑠美は微笑んだ。


次の瞬間――再び体当たり合戦が始まった。狭い牢内では自由自在には動けず何度も壁際まで追い込まれる展開になるけれどそれでも執拗に相手への敵意を持ち続けていた。


誰か止めに入るわけでもなくただ永遠と思われる時間ずっと続く攻防戦――その終息を見る者は誰もおらずただ二人きりの空間で終わることなく続けていたのである……



瑠美の拳が真由の腹部に深く突き刺さる。短い呻き声が漏れるが、真由も怯まない。すぐさま体勢を立て直し、逆に瑠美の顔面へ平手打ちを叩き込む。


パシンッ!という乾いた音が牢内に響いた。瑠美はよろめくがすぐに立て直し、今度は真由の長い髪を鷲掴みにして床へ引き倒す。


「私の人生を壊したのはあなたよ!」瑠美は馬乗りになりながら叫んだ。


「嘘つきはどっちなのよ!」真由も負けじと言い返しながら、両手で瑠美の首を絞めようと試みる。


二人の息遣いが荒くなる。汗と涙が混じり合い、牢内の湿った空気に溶け込んでいく。


「あの人が信じたのはあなたじゃなくて私よ!」瑠美は真由の喉元を押さえつけながら言った。「だから……私は負けない!」


「冗談じゃないわ!」真由は瑠美の手を振り払い、逆に馬乗りになろうとする。「あの人は私を選んだの!私が正しいのよ!」


再び体勢を入れ替えようとする二人だが、お互いの動きを読み合い、なかなか主導権を握ることができない。そのたびに衣類がさらに裂け、身体に刻まれる痣が増えていく。


牢内に設置された粗末なベッドに倒れ込んだとき、二人の肉体的な接触は頂点に達する。相手の太ももや背中に爪を立て、歯を立てて噛みつき合う。時折、お互いの口元から小さな悲鳴が漏れるが、それに構うことなく執拗に攻撃を続けた。

瑠美は真由の髪を強く引っ張り上げながら叫んだ。「彼に嘘をついた罰よ!」

その痛みに顔を歪ませた真由だったがすぐさま反撃に出る。瑠美の脇腹へ爪先で強烈な蹴りを放つと「ぐっ」と小さく唸り声が上がり隙を作ってしまった。その瞬間を見逃さず真由は覆いかぶさるように体重を乗せて抑え込みにかかる。

「どうせあんただって他人を利用してるだけでしょ?」

「違う!」瑠美は必死にもがきながら反論する。「私は彼のこと本気で愛してるわ!」

言葉とは裏腹に二人とも決して譲れない想いがあり全身全霊をかけて衝突する。激しい摩擦で生地部分が裂けボタンやファスナーといった部位さえも吹き飛んでしまうほどだった。衣服自体が完全に剥ぎ取られる状況下においてもなお取っ組み合いによる衝撃波及び圧迫感などの感覚のみで継続されていった。

ついには肌同士――乳房対乳房や腿部絡め取り合い――による物理的密接性高まり精神的には憎悪だけでなく欲望にも駆られる局面を迎えることとなった。


瑠美と真由の最後のボタンがはじけ飛んだ。衣類はほとんど意味をなさず、二人とも半裸状態となっていた。肌と肌が直接触れ合う感覚に、両者は新たな恐怖と興奮を覚えたが、それがより一層激しい衝突を呼び起こした。

瑠美が真由の胸を強く掴むと、「こんな身体で彼を誘惑したのね!」と怒りを込めて叫んだ。

「あなたみたいな貧弱な女に言われたくないわ!」真由は笑みを浮かべながらも、痛みで顔をしかめる。「それとも妬いてるのかしら?」


二人は立ち上がると互いの臀部に向かって平手打ちを始めた。パンッ! パンッ!という音が牢内に響き渡る。瑠美は真由の滑らかな尻に爪を立てながら、「こんな下品な身体で!」と罵った。

一方の真由も負けじと瑠美の臀部を拳で何度も叩きつけた。「あなたの身体には何の魅力も感じられないわ!」

二人の呼吸はさらに荒くなり、肌は紅潮していく。お互いの体液が飛び散り合う中で、彼女たちは地面に倒れ込み、さらに激しく絡み合った。


瑠美は真由の両脚を掴みながら、思いっきり相手の股間に膝蹴りを入れた。予期せぬ痛みに真由は悲鳴を上げながら床に倒れ込む。「卑怯者!」と叫びつつも瑠美に対する復讐心は消えなかった。


立ち上がろうとする真由だったが、すぐさま瑠美が近寄り、今度は両手で真由の髪を引っ張りながら再び同じ部分へ拳を叩き込んだ。一瞬意識を失いかけた真由だったが気力で持ちこたえ反撃に出る。


次には逆に瑠美の脚へタックルし引き倒してマウントポジションを取り返すと容赦なく局部目掛けて体重掛けて蹴り込んでいく。「これが本当のお仕置きよ!」と言いつつも真由自身内心焦燥感抱いていた……


動画はこちらhttps://x.com/nabuhero

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