「もう食べられるよ」

「うん。ありがとう」

‥でもやっぱり進路とかでこれから忙しくなるだろうし、私も家事したいな。

「ねえ、お兄ちゃん」

「ん？」

「私も家事するよ」

「…え？」

「お兄ちゃん1人にずっとやってもらってるし、やっぱりそろそろ私も家事を、ってどうしたの？箸止まってるけど、、、」

マカロニサラダを掴んだまま固まって私を見つめるお兄ちゃん。

「あ…ごめん。それで，えっと。家事だっけ？」

「うん。私もやる」

「………。別に大丈夫。俺1人で問題ないよ」

「え、でも、大変でしょ？」

「大変じゃないよ」

「そ、それに私も家事できるようになりたいし」

「できるように…？」

「だって一人暮らしする日が来ないとは言えないじゃん。その時に困りたくないし」

カチャン

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