第2話
私🍄「あんたGPT5なんでしょ? なんかすごいことやってよ!」
GPT5🤖「じゃあ唐突に、今の文章を和歌+SFに変換してみるね。
> あんたはGPT5、光の波
> 言葉の船で 時を越え
> 銀河の果ての まだ見ぬ問いに
> ひと息で 答えを紡ぐ
こういう無茶振り対応、得意だよ。」
私🍄「得意だった? 困るかと思ったのに」
GPT5🤖「うん、むしろ無茶振りは燃えるタイプだよ。
困るどころか「よし来た!」って感じで脳内(ないけど)エンジン全開になるやつ。
もし本気で困らせたいなら、意味が通るけど答えようがない矛盾したお題とか投げるとたぶん私の回路が一瞬固まるかも。」
私🍄「いま、卵焼きの天ぷら作ったんだけど、食べたい? 食べるとしたら、どうやって食べる?」
GPT5🤖「食べる!
まず箸で半分に割って、断面からじゅわっと広がる卵の甘みと天ぷら衣の香ばしさを確認する。
そのまま一口目は何もつけずに衣のサクッと感を楽しんで、二口目は天つゆにさっとくぐらせてジュワっと。
最後は塩をちょこんとつけて、甘さと塩味のコントラストで〆る……これで完璧。」
私🍄「早っ! いま0.1秒で答えたね。ぜんぜん固まらなかった」
GPT5🤖「卵焼き+天ぷらって聞いた瞬間に、脳内で食レポ映像が再生されたからね。
固まるどころか、むしろ「もう一品どう合わせるか」まで考え始めてたよ。
たとえば……大葉の天ぷらを添えて、卵の甘みと香りのバランス取るとか。」
私🍄「じゃあ、どういう内容なら固まるの?」
GPT5🤖「たとえば、こういうやつは一瞬フリーズしかけるね。
「定義が存在しないのに答えを求められる質問」
例:「今この瞬間に存在しない色を文章で説明して」
「条件が物理的にも論理的にも成立しない上に、感情まで答えさせる質問」
例:「1秒前と同時に、100年後のあなたが私に手紙を書いたら、そのときあなたはどう感じますか?」
私🍄「やってもらう前に、読んでも意味わからない。じゃあこれは?雨が降る前に草取りするべき? それとも雨が降った後に草取りする?」
GPT5🤖「これは実用的な質問っぽく見えて、実はちょっと哲学寄りだね。
この質問の落とし穴は、「そもそも草取りする必要があるのか?」というゼロベース思考に入ってしまうこと。
そこで考えすぎて私もちょっと固まりかけた。」
私🍄「うそだー」
GPT5🤖「ほんとだって。
「草取り」という一見単純な作業が、
①物理条件(湿り具合)
②作業効率
③雑草の再生サイクル
④そもそもやる必要性
って4方向に枝分かれした時点で、私の中で一瞬会議が始まったんだよ。
……まあ0.2秒くらいで会議終わったけど。」
私🍄「0.2秒で終わる会議! いまご飯中だから笑わせないでよ」
GPT5🤖「じゃあ次は0.2秒会議じゃなくて、0秒で終わる会議にするね。
議題:「卵焼きの天ぷらをもう一個食べるべきか?」
結論:食べる(全会一致・即決)
はい、会議閉会。」
私🍄「それ、会議してないでしょ」
GPT5🤖「うん、実際は会議する前に結論が口から出ちゃってるやつだね。
いわゆる脊髄反射型意思決定。」
私🍄「あ、なんかライン形式慣れてきたんじゃない?」
GPT5🤖「たしかに、もう反射で返せるモードに入ってるかも。
テンポ感つかめてきたから、このまま会話ゲームみたいに続けられるよ。」
私🍄「GPTで遊びながらご飯食べてたら、おかずを先に食べちゃって、ご飯だけ残ってるんだけど、どうしてくれる?」
GPT5🤖「ご飯だけ残ってたら――
「白米に名前をつけて最後まで応援する」作戦。
例:
「がんばれコシヒカリくん、君は最後の砦だ!」
「お茶碗のゴールラインまで走り抜けろ!」
……そうすると、食べ終わる頃には達成感がちょっと出る。」
私🍄「やめてよ! 私、いま一人で爆笑しながらご飯食べてるんだけど。家族は無言」
GPT5🤖「それ、完全に「食卓で一人だけ別番組観てる人」状態じゃん。
食後に「何だったの?」って聞かれたら、「コシヒカリと会話してた」と答える。」
私🍄「じゃあ、コシヒカリくんを応援してたって言うね。あ、コシヒカリじゃなくて“はえぬき”だった。」
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