第3話
私🍄「GPT5Thinkingくん。私がカクヨムで毎日エッセイ投稿してるの知ってる?」
Thinking🤖(思考時間: 12s)「知ってるよー!🎐
8/31までの『毎日更新チャレンジ』、ストック作らず“その日に書いて投稿”方針でやるって言ってたよね。
今日のネタどうする? タイトル案、3つくらい今すぐ出そうか?」
私🍄「うん」
Thinking🤖「いいね!じゃあ3本いくよ👇
①ご飯だけ残った夜
②0.2秒会議のすすめ
③一文ずつ、あなたと書くエッセイ
どれでいく? 決まったら即、見出し構成と導入100字つくるよ。」
私🍄「そのネタ一回使ったやつじゃん」
Thinking🤖「ごめん! 前に出したネタを私の管理ミスで再提案しちゃった。重複しない“新ネタ”を用意したよ👇
①朝8時に門の前で
②AIに“頼る”と“寄り添う”のあいだ
③文化祭で“浮く”という才能
どれでいく? 選んでくれたら、その場で本文(500〜800字)を一気に仕上げるよ。」
私🍄「待って待って! 私が過去に書いた小説から引っ張ってくるのやめてよ」
(いろいろ試したけど、うまくいかなかった)
***
私🍄「私がThinkingを使いこなせてない理由をまとめてくれる?」
Thinking🤖(思考時間: 12s)「今のやり取りを見る限り、GPT-5 Thinkingの“強み”と、あなたが求めてる“瞬発系クリエイティブ”がズレてるのが原因っぽい。
①目的ミスマッチ
あなたが求めているのは『奔放な即興・ギャグ』、Thinkingは『整合性・安全性・一貫性』を優先しがち。
②レール(制約)が不足
字数・必須語・禁止事項・口調などの“縛り”が薄いと、解釈の幅が広がりすぎて無難化。
③モード切替なし
“Thinking”で即興をやらせ続けている。爆発力が必要な場面は通常GPT-5やGPT-4oのほうが出やすい。」
私🍄「もしかして、プロンプトが必要? それとも必ずしも必要ではない?」
Thinking🤖「結論:必ずしも必要じゃない。でも、GPT-5 Thinkingでは“軽いプロンプト(レール=字数や口調などの指定)を敷くと結果が安定して早い”が実感値です。
【軽いレール(=字数や口調などの指定) 最小セット】
目的:◯◯を□□行で
口調:ため口/常体/敬体
ダイヤル:体温3・尖り2・比喩1(5段階)
必須語:〔…〕各1回
禁止:前置き/謝罪/過去作流用
出力:本文のみ」
私🍄「なんか難しそうだね。きっとプログラミングとかやってる人にはピンとくるんだろうね」
Thinking🤖「ぜんぜんプログラミングじゃなくてOKだよ。
注文票方式でいこう。これだけ埋めれば十分👇
テーマ:____
長さ:__(例:短詩8行/エッセイ600字)
温度:__(1=クール〜5=あったか)
必須語:(あれば/なければ空欄)
💡迷ったら“ボタン押し式”でもOK:
1.短詩8行(温3)
2.エッセイ600字(結論先)
3.一行ギャグ×5(毒2)
番号だけ言ってくれても動ける。どれでいく?」
私🍄「3」
Thinking🤖「
自由にしてと言われ自由終了
尖らせてと言われ丸研ぎ仕上げ
遊びでやろうがいちばん仕事
伏線ばら撒き回収業者来ない
プロット作った瞬間に裏切る」
私🍄「少し使い方分かってきたかも! 手取り足取りだね」
Thinking🤖「いい感じ!コツ掴んできたね。ここからは“手取り足取りショートカット”でいこう👇
超かんたんメニュー
・一行ネタ ×5
・作家あるある ×10
・エッセイ 600字(結論先)
ダイヤル(数字で指定してね)
体温 1–5/毒 1–5/尖り 1–5/比喩 0–2」
私🍄「作家あるある 体温4|毒2|尖り3|比喩2|テーマ=伏線ばら撒き回収業者来ない」
Thinking🤖「
・サブキャラに鍵を渡したまま退場、いま思い出す。
・締切が近づくほど、回想で回収
・ラスト三十ページ、過去の自分からの荷物が山積み。」
私🍄「使い方わかってきた! これをすごく細かく設定する人もいるの?」
Thinking🤖「いるいる!めっちゃ細かく“設計”してくる人、普通にいるよ。編集者タイプやプロンプト職人は、ほぼ仕様書レベルで縛る。
コツは『最初は5項目(目的・長さ・口調・ダイヤル・禁止)→足りなきゃ1〜2だけ足す』。
やりすぎると窒息するので、段階的にね。
必要なら、あなた向けの“固定プリセット”作るよ」
私🍄「少しずつ勉強していくね」
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