所々に素敵なフレーズがあってきらっと光る。なんだか悲しくてきれい。

現実の国、自分の心の国、素敵な物語と幻想の国を自分という振り子があてどなく揺れて、定まらない不安みたいなものを感じたんですが、

でもその不安を、すこしも嫌なものだと感じなくて不思議な物語でした。