第8話 悲報:前世の世紀末世界、散る
勉強忙しすぎる。受験って…大変ですね……
この時期に書き始めたことを後悔しながらの更新
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え?爆散?消えたの?前世の世界?
少し悲しいなぁ。友達とも二度と会えないってことだしなぁ。
『はい。1世界の生命体数がゼロになると、その世界は木っ端微塵となり、
星が持つエネルギーは他の世界に供給されるのです。そのエネルギーで、この世界では
「魔法」システムが実装されました!。』
世界が消えたことで魔法ができた?じゃあ世界消えてよかったかも。
『意外と薄情ですね、あなた………』
冗談に決まってるだろ?めっちゃ寂しい。まあそんなことはどうでもいいけど。
じゃあ魔法できたのめっちゃ最近じゃね?でも本には魔法について詳しく載ってたし…
『ああ、それは歴史を改変して、世界ができた時から魔法があるようにしたからですね。』
え………神の力チートじゃん。ヤバいじゃん。敵対しないようにしよう。
『そうするといいですよ。ところで、元の話に戻しても良いでしょうか?』
ん?いいよ。なんだっけ、謝罪の話だっけ。
『はい、記憶保持の件です。真に申し訳ございません。』
別にいいと思うけど。魔力操作くれるんでしょ?
『本来特定の人を優遇するのはよくないのですが、あなたは特例ですので。
記憶を保持するのなら、スキル「魔力操作」と「言語理解」、「チュートリアル」を。
記憶を消去するのなら、スキル「魔力操作」と下位魔法一種、追加SPをお渡しします』
記憶消去の特典やばいな。すぐ魔法使えるじゃん。でも記憶捨てるの勿体無いし。
「言語理解」………もう少し前だったら大歓迎していたところなのにナー。
あと「チュートリアル」って何?
『スキル「チュートリアル」はこの世界の常識や固有名詞などを段階的に解放して、
専用の魔法書に記録できるスキルです。魔法書はスキル獲得時点でお渡しします。』
段階的に解放する?スキルレベルを上げると、とかか?
『スキルレベルだけではありません。基本的には身体レベルや魔法レベル、
スキルレベルなどすべての合計の値が一定値に達することで解放されます。
特殊な条件が必要なものもあります。』
マジか!じゃあ意外と楽かな?ところで身体レベルって何?
精神レベルもそうだけど変なレベルばっかり存在するな?
『それはチュートリアルで確認してください』
なるほどね。自分では教えませんってか。上等。チャチャっと全部解放してやるよ。
『楽しみにしていますよ。では私はこれで。』
そういうと光っている文字は消えた。スキルは貰えたのか?魔法書は?
普通スキル獲得したら通知みたいなのが出るんじゃないの?
もしかしてそれも「能力検査」の力?早く5歳にならないかな。
魔法書はこの黒い本なのか。チュートリアルは…、結構解放されてるね!
早速確認を進めよう!
唯一の転生者さん、新世界では頂点に立ちたいそうです 蓮根皿田 @renkon0202
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