第6話 下げて上げたのに、何故かもう一回下げちゃうタイプ

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2話投稿、少しずつストックが削られていく……

休日で増やさないと……

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五冊目の題名は………「魔力操作の基礎・応用」!?マジか!下げて上げるタイプか!

転生してから1番テンションが上がってる!早く読もう!


































結果から言うと、俺はものすごく落ち込んだ。


OK、落ち込むのもそろそろやめよう。うーわマジかー。

下げて上げてもう一度下げるタイプだったかー。想定外すぎてマジ萎えるんだがー。


期待していた俺が馬鹿みたいだが、今の俺に魔力操作はできない。

この世界では、5歳の時、能力検査ステータスチェックというものがあるらしい。

その時に自分の能力、例えば筋力や敏捷性、魔力量などがわかる。

さらに、「能力検査ステータスチェック」がスキルとして付与され、いつでも自分で確認できるようになる。


父や母が見てたスクリーンはこれかぁ。俺も早く欲しいなぁ、「能力検査」。


問題はスキルや魔法の獲得方法だ。この世界では、異世界転生モノでよくある

「同じようなことをしたらスキルや魔法を入手できる」ではなく、

生まれ持った、もしくは精神レベルの上昇による「SP」との交換で入手できるのだ。


うんちょっと待って。精神レベルって何?解読ミスかな?いや違うなぁ。


まあいいや。精神レベルは一旦置いておこう。考えてもわかるはずもなく。

SPとの交換なんだが、「能力検査」によるスクリーン以外ではできない。

そして、勘のいい人ならもう察したと思うが、「魔力操作」はスキルだ。

つまり今の俺では入手できない。メチャクチャ悔しい。


はあ、あと俺にできることはさっさと絵本を読んで植物図鑑を眺めるだけかぁ。

めんどくさいなあ。


絵本もう読んじゃいますか。



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想定通りつまらん話だ。

一つだけわかったのが「勇者」や「魔王」、「竜王」などがスキルで存在すること。

また、それらのスキルはいくつかのスキルが詰め合わされているということ。

絵本だから信憑性は高くないけれど、スキルが詰め合わされているスキルはありそうだな。

あとは植物図鑑を眺めるだけ〜っと。

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