第十一回 転生じゃないといけないの?

 前回はひどかったね(笑) 使いまわしにもほどがある(爆)

 今回もひどいよ。なんせ時間がない。

 だいたいあと一時間以内に書きあげないとアウトです。

 さて、どうなる私?


 今日、仕事行く前に『毎日読書チャレンジ』の足しにとトップページに上がる一話完結のエッセイをいくつか読んだのですよ。

 そしたら別々の作品で「異世界」に関したネタが目に入りまして。

 

 一方は昔のロボットアニメに触れているもので、こちらは使われていた言葉にちょっと気を取られた程度。

 で、もうひとつのは創作自論といっていいのかな?

 「異世界転生物が書けない、その理由はかくかくしかじか」とまぁ、そういうことが書かれていました。

 

 ぶっちゃけると「転生した現代人が異世界の言葉を使えるのはおかしい」みたいなことに引っかかって、それを克服できないと「異世界転生物」は書けないと。

 

 言語形態とか細かなところまで考えられていたんですけど、読んでて「それ現地人にとっちゃどーでもいいことなんじゃ?」って感想しか出てこなかった。

 

 そもそも、「」したらその世界の存在として生まれてくるわけで、そしたら赤子のころからリスニングして自然に覚えてしまうものでは?

 現代人が自国語を親や周りが使っているのを聞いて自然に喋り出すのと同じだよな、とか思ったり。

 

 これが「転移」や「招喚」なら悩むのもわかるんですが、「転生」が困ることなんてあるんですかね?

 違う世界から飛んできたり呼び出されたわけではなく、その世界に生まれてくるのに。

 まぁ、世界観は人それぞれなので、一方的な決めつけは良くないですけど。

 

 以前から思っていたんですが、なんで皆さん「転生物」にこだわるんですかね?

 普通に現地人でも異世界物はやれるはずだよね?

 文字通りの世界観の違いに驚いたり悩んだりするさまを描きたいとか、各々が掲げるテーマはあるんでしょう、立派だ。

 

 でもねぇ……、巷にはこびる転生物を見渡すと、作者の露骨な願望というか、強い承認欲求の表れの方が強く押し出されている作品が多い気が。

 ま、を否定はしませんけどぉ(苦笑)

 むしろ中途半端はもう御免、行くところまで行っちゃえとすら思う(爆)

 口だけな高潔な理想よりも、下世話な欲望の方が、正直で好感持てます(笑)

 

 世界観とか設定にこだわるのはいい。

 作り込めば作り込むだけ、その世は強固なものとなるでしょう。

 生み出したキャラクターたちが活躍するための、素晴らしいステージが出来るだろう。

 

 でもさ、肝心なのはかどうかだよね?

 どんだけ作り込まれた世界だろうが、そこに乗る物語が楽しくなくちゃ、読み手はついてきちゃくれないと思うのよね。


 もういっぺん言う、異世界物書きたきゃ現地主人公でも十分じゃない?

 転生にこだわるなら、安易な俺TSUEEEEザマァハーレムではない、転生でなきゃダメなお話を作ってほしいなぁって、異世界物を書いてるひとりとして強く思う。

 

 うん、文字数も稼いだ、時間もヤバい。

 今回はここまで。


 ではまた次回。

 

 

 

 

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