400字詰め原稿2枚。みっしりとした文字の中に、細やかな、それこそ翡翠の彫刻のような美しさがある作品です。空気や土に籠もったしっとりとした湿気、その水気の粒さえ感じる筆致。魅入ってしまいました。
初めまして! mahipipaと申します。 どうぞよろしくお願いいたします。 普段は他の方のシナリオや小説の代筆などをして過ごしています。 カクヨムではセル…
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(337文字)
美術館に収蔵してガラスケースにいれておいてほしいくらい美しい作品を書く作者さんなので、読者の言葉は余計な気がしてしまうのですが、今回は掌編で掌にのせられる細工物という事であえてお目汚しを。迂闊…続きを読む
古き良き日本の夏。蚊帳が吊られた座敷の話。翡翠の蝉に注がれた主人公の視点が、読者のそれと重なったかと思うと、ゆるり、とそれはずれていく。うたた寝の夢のように。夢見ていたのは自分なのか、夢見られ…続きを読む
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(258文字)
もっと見る