第6話「全国大会開幕!第一試合の相手は“超能力バレー部”!?」

全国大会——開幕!


会場はなんと、東京ドームを5個合体させた謎のドーム(通称:超バレドーム)。


ミライ:「広すぎるわ!ボール取りに行くだけで10分かかるじゃん!」


春巻:「帰りにプリン買ってくる距離だな」


田所:「ユニフォームの面積より広い……」


ミライ:「それは当たり前!!!!」



そして登場、1回戦の相手チーム!


チーム名:

🌀**“脳力開発学園”バレー部**


キャッチコピー:

「技より念!ジャンプより念力!」



相手メンバーのプロフィール:



🔮キャプテン・天乃才(あまの さい)


能力:「未来視サーブ」

→ 打ったサーブが相手のミスを見越して飛んでくる。

イサム「おい、サーブが未来から来た!? 何それターミネーター!?」



🌀副キャプテン・洗脳寺マナブ(せんのうじ)


能力:「説得ブロック」

→ スパイクを打とうとすると、「本当に打っていいのか?」と哲学的な問いかけをしてくる。

春巻「心が折れた……俺、スパイクよりティラミス作るべきなんじゃないかって……」



🔥第三の男・灰戸ドカン(はいど どかん)


能力:「爆発レシーブ」

→ ボールを受けるとき、小爆発を起こして返す。

田所「ちょ待って⁉ 俺の筋肉が焦げたぁぁぁ!」



そして、試合開始!


イサム、サーブを受けようとした瞬間…


——ボールがすでに後ろにワープしてる!?


「なにこれ⁉ 勝手に“やらかし未来”に突入してる!?」


さらにスパイクを打とうとする春巻。

だが相手は無言で語りかけてくる。


「本当に、その一球でいいのか……?」


「えっ、なんか人生相談始まってない!?」

「今までの選択、全部間違ってた気がするぅぅぅ!!!」



作戦タイム


ミライ「やばい!相手、完全にギャグ枠じゃなくて“超常現象枠”だわ!」


イサム「だったらこっちも奥義を出すしかねぇ!」


トオル「ついに使うのか……禁じられし“プリンテンション・スパイク”!!」


ミライ「なにそのネーミングセンス!?」



必殺返し:プリンテンション・スパイク!


——バチィィン!!!

空中で回転しながら、巨大なプリンをスパイクするイサム!


相手が未来視する前に、甘さで脳を混乱!


才:「あ、これは……見えない……スイーツが……あぁ……!」


\ドガァァァン!/(巨大プリン爆発)



洗脳寺:「プリン……食べたい……スパイクどうでもいい……」


ミライ:「やった!甘さで洗脳返しに成功!」


灰戸:「爆発しようとしたら……クリームが手に……ああああ(感動)」

→ 爆発中止。代わりに泣く。



そして最後の一球!


イサム「いっけぇぇぇぇぇ!!!」


——バコォォォン!!!!


才「未来は……変えられるんだな……(キラキラ)」

→ そのまま感動して倒れる


\どん底高校、勝利!!!/



試合後…


相手キャプテン・才がイサムに言った。


「お前のバレー……読めなさすぎて、むしろ正解だった。」


イサム「え?ルール全然知らないからな!」


才「そこが強さか……(謎の納得)」

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