海外旅行に行くとチップ制度が導入されている国が多く、チェックアウトの時に枕元に部屋代の約１０％を置いてゆく。日本人にとって非常に面倒な制度である。外国では自分のサービスを評価させ、それをお客に払わせるの？と腹が立ちました。

Ｗｅｂで調べるとチップ制度について

＜メリット＞

・従業員のモチベーションが向上する

・外国人観光客のカルチャーショックを避ける

＜デメリット＞

・従業員間に不公平感が生まれる可能性がある

・職業倫理に反する可能性がある

私から見れば、雇用主負担をお客様負担に移行しているだけのように見えます。仕事に運を持ち込んでいる（富裕層に当たればチップが多い）。日本人のおもてなしはお金ではないから本質が違います。外国人と日本人とは、倫理観がちがうので、日本人の心のサービスをお金のためのサービスに代えてしまうのでは？と心配です。私はチップ制導入に反対です。

居酒屋大臣が切り出した。

仕事にも日本に存在しなかったマニュアルを入れ、「もっと良いサービスに対する改善心」を取り払い外国と同様に動きました。結果は、会社への愛情から損得に変化し、終身雇用の崩壊、転職増大を招き、日本経済を支えてきた中小企業は従業員に満足する報酬が払えず、苦しい状況が続いていると聞いています。中小企業の社長のボヤキを、よく聞くようになりました。

報酬が沢山欲しければ、俺の力で会社の業績を伸ばそうとする「個人決意」が無くなり、同じ労働なら「報酬が多い方がよい」になったと聞きます。やりたい事がなく、「お金、お金」に見えます。おかげで、世界ＧＤＰランキングは下がるばかりです。

世界から尊敬された、日本人の「匠の技」「勤勉」「愛社精神」はどこに行ったのか？私は教育の間違いだと思います。

はい、今日はお開き。