第24話 終身雇用

終身雇用制度は、日本の高度経済成長期(1950年代~1970年代)に政府が転職を制限し、長期雇用が強化され、企業側も人材育成と労使関係の安定化を図るため推進され、日本経済を発展させました。


1番のメリットは「計画的な人材育成」ができ、社会人としての倫理観及び企業に迷惑を掛けないという愛社精神が醸成されたようです。仕事だけでなく、各企業が、風習・礼儀等を教えたそうです。


居酒屋大臣が切り出した。

終身雇用を悪く言う人が多いが、私は学校でいう「道徳」を教えて貰える制度だと思う。江戸時代の寺子屋も、躾を重んじた。全て、人の道だ。転職システムが、発展すると報酬ばかりになり、倫理・道徳・礼儀という、人に対しての「ありがとう」という感謝が、お金に価値に左右されがちになると思う。偉いのは報酬が多い人。仕事選びも給料で決める。私の夢はお金持ち。何か寂しい。金の多い少ないは、「立派な人」の定義にはならない。

私はお金儲けより、人との繋がり、人の役に立つという事を重視し、居酒屋を開いた。儲かんないけど満足しているよ。


はい、今日はお開き。

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