これを機に、鋼の心に触れてみては?

 懐メロはミスチルやドリカムではなく、チルボドやドリムシ。

 ……なにを言っているか、わかりませんよね。

 わたくし何を隠そう、メタルを聴いて育った一人です。
 おっしゃる通り、マイナーで、激しくって、ミュージックビデオが意味不明なジャンルです。

 でもね、カッコいいからしょうがない。

 意外と耳にしているはずですよ?
 TVの効果音で曲が使われていたり、他ジャンルに採り入れられていたり。
 今流行しているミュージシャンだって、「絶対メタル好きだな」って思う人が結構いますもん。

 そう、隠れメタルウォリアーがいっぱいいるのです。

 メタルの魅力は、掛け算。
 ブラジルのバンドだったらサンバのリズム、イタリアのバンドだったらオペラとの組み合わせ。
 フォークとだってアイドルとだって融合してしまいます。

 来るもの拒まずな、包容力のあるジャンル。
 一度触れてみられてはいかがでしょう。

 本作の作者さまは、現役のメタラー。
 世界中のメタルバンドを紹介するコラムも連載されておられますので、そちらも是非!