第25話
アイツへの涙
「泣いてられないですよ。」
ふいに弁護士に声をかけられる。
「貴女の話では、お子さんと猫ちゃんの事を第一に考えた未来の事でした。今後貴女は一人で彼女達を守ると決めている。貴女から去るお相手の為に泣いている時間があるなら、守るべき人達や助けてくれる人達の事を考えていかないと。思春期、ましてや数年後は受験生のお子さん達を一人で支えなければならない。一人では立ち回れない際に助けを求められる場所を作らなければならない。“片親”への偏見がなくなってきたとはいえ、偏見が凝り固まった人達もいる。離婚すると決めたのならば、その先も一人で守り続ける覚悟を持ってください。」
考えていないわけではなかった離婚の先の事。片親になる事で子ども達に避けられない不利益が被る事。
くよくよしていられない。
少しでも子ども達や愛猫が穏やかに過ごせる様、一人でやっていかなければ。
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