12月10日
わたしは所謂グレーゾーン。
自覚したのは2年前くらいだったかな。
色々あった人生だった。
語るにはまだまだ未熟だけれど。
病院に行けば薬はもらえたけど、病名をもらえることは結局なかったな。
病気じゃなくてよかったと考える人もいるだろう。
だけどそのときのわたしにはそれが欲しかった。
病気じゃないということは、病名がもらえないということは、わたしは普通なのだ。
けれどわたしの知っている普通は、こんなのではない。
個性と言えば聞こえはいいけど、この個性を欲しがる人はいないし、現にこの個性で苦しめられているから。
何をしても上手くいかない。
わたしが喋ると相手を怒らせる。
わたしが歌うと相手を困らせる。
わたしが動くと相手に迷惑がかかる。
ネガティブ。
何をしても上手くいかない、そのうち、何もできなくなっていって。
けれど病気ではないから、わたしのこれはただの甘えらしい。
働けない、人の役に立てない、わたしが生まれた意味はどこにある?
ずっと探してる。
ずっと考えている たそ子。 @ro0_0
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。ずっと考えているの最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます