神はいるのかいないのか。そこから生まれるサスペンスドラマ。

 静謐な空間で繰り広げられるサスペンス。
 そう、この作品はほのぼのした描写をしつつもしっかり緊張感のあるサスペンスなのです。
 いないはずがいる。
 いるものはいないはずのもの。
 そんな緊張感が張り詰めても良い素材をうまく仕上げています。
 不気味なはずの話をここまでライトなタッチで書くのはなかなか唸らされますね。
 お見事。

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