ろ
「検証して分かったことは、弾が一発の時のみ発動し、1〜5発目までは、自他問わず身体強化の解除6発目は、自分に撃った時のみ発動し、数秒間だけ時が止まった様な世界で動くことが出来る。で、いいよな蓮。」
「あぁ、それでいいと思うよ。」
服が穴だらけになった蓮を見て、申し訳無いなと思いながら、俺は諦めていた夢を実現出来るかもしれないとワクワクしていた。
すると、蓮がスマホを見て言った。
「俺、用事あるからもう帰るわ。」
「あぁ、分かった。気をつけて帰れよ。」
そう言い、蓮は帰って行った。
俺も沢山の弾丸と晩飯を買いに出かけた。
家に帰って、晩飯を食べて、買ってきた弾丸を見つめながら俺は眠りについた。
朝起きて、俺は正体不明の実力者という夢を叶えるべく、情報収集が大事だ、そう思い、執行24時という番組をスマホで見ていた。執行24時とは、毎日放送の執行部の人達が街をパトロールする番組であり、テレビでは、事件が起こっている所だけを放送するが、スマホでは、自分が住んでいる場所を選択して見る事が出来る。よって身近に起こっている事件を見つけることが出来るはずだ。そして、もう一つ、正体を隠す為の格好を探さないといけない。でも、この問題は解決している。なぜなら、趣味の裁縫で服を自作しているからだ。あと、仮面も親から沢山貰っている。
今考えると結構準備万端だ。
よし、後は事件が起こるだけだ。
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