い
ある日、俺は友達の蓮とテレビを見ながら巷で人気の遊びをしようと思い俺の家に集まっていた。
テレビを点けるとそこには、俺の幼馴染で初恋相手の氷未 明が出ていた。ずいぶん遠い所いったと思いつつ、チャンネルを変えた。俺はモヤモヤした気持ちを晴らす為に蓮に言った。
「さぁ、ゲームを始めよぜ」
「応」
と答えた蓮が二丁のリボルバーと2つ弾丸を持ってきた。
そう人気の遊びとは、ロシアンルーレットだ。まず死なない様に俺と蓮は、身体強化をした。一発目どちらも空発、そして二発目、三発目・・・五発目も空発だった。最後の一発を打った瞬間、世界の時が止まった様な感覚がしたと思ったらもとに戻っていた。
「なんだったんだ」
「何が?」
と蓮が聞いてきた。
「時が止まったきがしたんだ」
そう言うと蓮が興奮気味で
「もしかして、スペシャルなんじゃないの」
と言った。
俺ももしかしたらと思っていたので
「今からどんな能力か検証しようぜ」
と言うと
「あぁ、面白くなりそうだ」
と新しい弾丸を持ってきてくれた。
そして、自分の頭に銃口突きつけた。
一発目、弾丸が出てきて俺は、死にかけた。
幸い蓮が回復魔法の使い手だったので大事には至らなかったが、俺と蓮はどちらも驚いていた。
その理由は、本来身体強化をしていればリボルバーの一発や二発では、かすり傷にもならないからだ。
「弾があたる瞬間から数秒間、身体強化が使えなかった」
そう俺が最も驚いた事を言うと、蓮が
「その効果が他人にも発揮するならむっちゃ強いと思うんだよね」
「俺もそれが気になってたんだ、だから無理も承知で聞くんだけど蓮で検証してもいいかな?」
「いいよ」
「まぁ無理か、そもそも、人としてどうかしてるもんなぁ、て、いいの?!!」
「だから、いいって言ってるじゃん」
「いや、てっきり断られると思ってたからさ」
「だって、スペシャルの攻撃を受けるなんてそうそう無いじゃん」
「蓮、お前、ドMの変態だったのか?」
「瞬、そんな事よりさっさと始めようぜ」
「あぁ」
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