概要
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!音が四季を染める――才能と劣等感の青春ドラマ
もし「音」って、ただ聴こえるだけやなくて――目の前の景色に色を足したり、季節の温度まで塗り替えたりするものやったら……。
この作品は、そんな感覚を“物語の形”にしてくれる現代ドラマやね。
舞台は高校の音楽室。バイオリンの音が、ふとした午後の静けさを割って入ってくるところから始まって、そこにいる二人の関係がじわじわ浮かび上がってくる。
同じ曲を弾いてるはずやのに、見えてる情景が違う。隣にいる相手が眩しいほど、心の中の影が濃くなる。
その「比べてしまう痛み」と、「それでも一緒に奏でたい気持ち」が、四季と音楽のイメージで繊細に描かれていくんよ。
しかも全4話で読みやすい。短いのに、読後の余韻が…続きを読む - ★★★ Excellent!!!景色の描写に余裕があり、そしてまた入り込みやすい
こんにちは。私は読ませてもらったまだ新人の山梨住みの同じく大学生の者です。私自身情景描写を注意してみるのですが、大和さんの文は余裕があり、焦らず丁寧に、その色合いとか質感を描写する点が凄いと感じました。とても参考になります。
また、とても書くのが好きないしは書くことで面白さや良さを伝えるのが上手だなぁと感じます。特にこの作品だと最後の春秋の対称性の辺りを強調したい(?)の辺や胡春の視点に切り替わった辺りから、感じられました。
自分の思う良さや素晴らしさを相手にそのままの形で伝えられる事はとても凄いことだと感じます。これからも執筆を楽しみつつ頑張られて欲しいと感じます。