第5話
公園に着いた。公園にはだれもいなかった。
まあ、めっちゃ暗いからな。でも月が満月で
めっちゃ綺麗。俺はベンチに座りぼーっと
月を眺めていた。その時は本当に何も考えず
ただ月がきれいだなーって思っていた。どん
だけ時間が経ったのか分からない。でも少し
春の夜だからか少し肌寒くなって、上着を
羽織りしばらく経った時だった。
ー「誰かそこにいるのか?」ー
男性の声が聞こえたのは。
俺はその声が聞こえた方に目線を送ると
50代くらいのおじさんがいた。
俺は警戒しながら「いるが、あんた誰?」
その男性にそう言葉を発した。
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