第3話 りんりんごちゃん


 この方も 初期に知り合いだったライバーですが、りんりんごちゃん、というHNの人がおられた。 中国系で、林 凛 さんというのが本名らしかった。

 この人は…歌手の、はいだしょうこ、さんに似た容貌で、はきはきして活発。 そして秀才ぽいタイプでした。 ”勉強ができる”とはっきり公言していて、リスナーも高学歴の人が多かった。 偶然か? Same feathers flock together ということかもしれぬ…意味は省略します。


 りんりんちゃんの頃は、オレも懐具合が余裕綽々で? 連続して”雷竜”というアイテムを投げてご機嫌とったりできた。 これは一回投げると3000円くらいかかる。 アニメのエフェクトは見ごたえありますが、連続というのは贅沢すぎるかな。


 一度、配信中にかなり大きな地震が起きたことがあって、りんりんちゃんは青くなっておびえていたが、配信を中断せずにいろいろリスナーと善後策を相談したりして非常に臨場感のあるハプニングの一幕…これはなんだか印象に残っている。


 りんりんちゃんは確かなにか急病で一時入院して、それから配信をしなくなったんだと思う。 


 「勉強できるキャラ」の人は多々おられて、北海道大卒で自称「社畜」の、ねるちゃんという人がいた。 TOEIC900点とかで、たまたま測った知能指数がメンサの入会基準を満たしていたので、入会していると言っていました。

 オレが、「カネなくて、もう starve to death しそうだー」と、なんとなく打ち込んでも、「ああ、腹ペコなんだね」とすぐ理解してくれていました。


 ドイツに留学しているという”りぃ”ちゃんも秀才タイプで、「平家物語」の長い冒頭の文句を打ち込んで、「これなんでしょう?」とクイズ出すと、”祇園精舎の鐘の声…”と、50文字くらいをすらすらっとよどみなく読み上げてから、「ええ? わかんな~い」と言っていたが、とぼけていたのかも。


 「東大王」に出ていた紀野紗良さんが、配信してたのに遭遇したりもした。 アルバイトかと思いますが、誰も指摘しないので? 「東大王」と言っても、それほど世間の認知度が高くないんやろかな?と思った。


 白間美瑠さん、はNMB46?のメンバーで? オレと同じ”みるる”が綽名らしいが、配信を一時期していたそうです。 検索するとまたお目にかかれるかも?


 会いに行けるアイドル、は昨今のトレンドで、ライブ配信もファンとアイドルの垣根を低くしているのですが、アイドルの誰かと現実に結婚できるとか? そういう風になったら理想的やが、道は険しそうですw

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ノンフィクション・「懇意だったライバーさんの素描」 夢美瑠瑠 @joeyasushi

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