第3話

え?太陽の活性化?


俊はふと立ち止まる。薫。薫の家系は太陽の力を強めたり弱めたりすることができる魔法のような血を引き継いでいた。そのことを知ったのはもう10年以上前だったため、すっかり忘れていた。まさか薫が魔法を使った?薫は遊びで使ったりする子じゃない。そのことが念頭にあったため、薫に聞くにも慎重に聞かなければならなかった。とにかくすぐに薫に電話する。


俊「薫?この猛暑の対処方、送った通りにしてるか?」

薫「俊!うん!してるよ。大丈夫。ずっと家の中で夜になってからスーパーに買い物に行ってるから。俊はご飯食べてる?またご飯食べに来て。」

俊「ありがとう。薫、今から話したいことがあるから家まで行っていいかな?昼間だから家から出ないで。俺が飲み物も買って行くから。」

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