【カラオケ】カッコつけることから、本物のカッコよさが生まれる

晋子(しんこ)@思想家・哲学者

カッコつけなきゃカッコよくならない!

カラオケで歌うとき、「カッコ良い声で歌いたい」と思うなら、まずは思い切って“カッコつけて”歌った方がいい。

カッコつけることを恥ずかしいと思って、わざとふざけたり、わざとヘタに歌ったりする人がいるけど、それは本当に損してる。

だって、最初からカッコよくなんて歌えないのが当たり前なのに、そこに向かって努力することを最初から捨ててしまっているんだから。


「何、カッコつけてんの?」って言われることがあるかもしれない。

でも、そんな声は無視していい。むしろ、それはあなたが今、理想の自分に近づいている証拠だ。

人は、自分にないものを見せつけられると、無意識にそれを攻撃してしまうことがある。

「理想を目指してる人」が、まだ理想にたどり着いていない姿って、ある意味、一番見ていて苦しい。

だから、笑ったり、冷やかしたりすることで、安心しようとする。


でも、そんな周囲の反応に振り回されていたら、自分の可能性なんて伸びない。

「今の自分」がカッコよくないと思うなら、「なりたい自分」を思い描いて、その姿に向かって努力していくしかない。

そして、その過程に必要なのが「カッコつけること」と言える。


カッコつけるって、バカにされがちだけど、実はとても重要な自己表現の第一歩だ。

俳優だって、アーティストだって、スポーツ選手だって、最初は全部「なりたい自分を演じること」から始まる。

最初はぎこちない。でも、何度もやってるうちに、それがだんだん本物になっていく。

「演じること」が「馴染むこと」に変わり、「馴染んだ自分」が「新しい本物の自分」になる。


自分の中でイメージできないものには、なかなか到達できない。


逆に、明確にイメージできるなら、そこに向かって努力する道も自然と見えてくる。


そして、歌というのはただの音ではなくて、「気持ち」や「イメージ」が声に乗るものだ。

だから、カッコよく歌いたいと思うなら、まずは自分の中に「カッコいい自分像」が必要になる。

そしてそれに向かって、少し背伸びしながらでも、真似しながらでもいいから歌ってみること。

そうするうちに、声の出し方も、表情も、姿勢も、だんだん本物になっていく。

背伸びをしていたら本当に背が伸びていた、みたいなこともある。


それに、「カッコつけてる人」って、実は周りの人から見ても魅力的だったりする。

中途半端に照れてる人よりも、堂々と理想を演じてる人の方がカッコいい。

不思議なことに、「カッコつける勇気」がある人って、それだけで一目置かれるようになる。


もちろん、最初は恥ずかしい。自分の声を録音して聴いて、ガッカリすることもあるだろう。

でも、そこでやめてしまったら、成長は止まる。

むしろ、理想と現実のギャップに気づけることこそが、最強の武器だ。

「もっとこうしたい」と思えるから、練習にも身が入る。


大事なのは、「今の自分はカッコよくない」と決めつけて、開き直ってしまわないこと。

そして「理想の自分を演じることはダサい」と思わないこと。

むしろ、それを笑う人たちの方が、自分の殻に閉じこもって成長できていないだけだ。


笑われてもいい。最初はバカにされてもいい。

でも、続けていれば、それが本物になる。

そしてその頃には、あなたを笑っていた人たちの方が、自分に自信がなくて、あなたに憧れを感じるようになっているかもしれない。


だから、恥ずかしがらずにカッコつければいい。

誰かに笑われても、あなたが信じる「カッコいい自分」を、信じ続ければいい。

声に出す。表情を作る。身振りを工夫する。

自分の中の理想の姿を、勇気を持って「演じる」ことから、すべてが始まる。


カッコつけることをやめてしまったら、永遠にカッコよくはなれない。


でも、カッコつけることを続ければ、いつかそれが「自然体のカッコよさ」になる。


自分の声に自信がなくても、理想のイメージがあるなら大丈夫。

今この瞬間から「演じる」ことを始めてみればいい。

そうすれば、あなたの中の「カッコよさ」は、いつか本物になる。



以上

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