主人公二人の逃走劇と最後の舞踏が命をかけた魂の叫びのようでした。踊りが自由の象徴となり、圧政の中で輝く一瞬の解放が、あまりにも儚く、切ないものでした。架空の国の架空の過去の物語と言う設定にされておりますが、これは、今の時代にも通じるものがあると思います。ものすごく重いテーマですが、読む必要があるように思います。今の時代だからこそです。そして、特筆すべきは、この文章力。とても重いテーマを書き上げた、その力に脱帽です。U24作品です。
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