平成7年7月13日の日記
夢美瑠瑠
第1話
どの季節でも、なんとなく”色”で考えるというのが、誰にでもあるでしょうか? イラストとかには背景や色がついていて、まあ冬の月は雪のホワイトとか、夏の初めは空色とか? 4月だとピンク色? 秋は紅葉の色を付ける。
で、いずれ
この季節の花で、同じ系統の色の花に、藤と桐がある。 奥ゆかしいイメージ。 典雅、という言葉に、紫色はかぶせたくなる…古来に、最も高貴な色が紫とされていて、紫式部というのも、その連想もあるんやと思う。
主人公が女子高生で文学の天才という設定で、掌編の、”文藝部員・紫文乃ちゃんシリーズ”を、不定期連載していて、コレクションを作っていますが、この子の誕生日が7月13日。これは今急に思いついた設定のおまけです。
小説とか書くと、キャラクターの設定が付いて回って、無数の架空の人物というのを名前やらなにやら創作してきましたが、作った人物でも自分に似てくるというか、だいたいが何か文章を書いたりする人が多い。 で、その人物の文章というのを、これも捏造する…これは遊びですが、わりとレアで、面白い発想にも思います。
作中人物が文章を書く、というと、谷崎の「鍵」もそですね? 夫婦が交換日記をしているみたいな設定で、妻が書いている日記というのが半分くらいを占めている。
谷崎さんの奥さんが「細雪」のヒロインのモデルというのは有名ですが、松子夫人の「葦がナンタラ」?という自著も、図書館で見たことあります。 かなり立派な本で、谷崎さんの愛読者は好奇心が湧くと思う。 今度オレも読んでみようカナ?
夫婦そろって文学者というケースも、当然多いみたいですが、メアリーシェリーというのは有名かな❓ 「フランケンシュタイン」を書いた人で、夫も有名詩人。 「冬来たりなば春遠からじ」というポエムが人口に膾炙している。よな?
平成7年7月13日の日記 夢美瑠瑠 @joeyasushi
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