第3話 暗闇の中で
※別のサイトで書いた文章です。
※議論は勘弁してください😅
目を閉じた世界には、暗闇があった。
いや、暗闇は厳密に言えば、周りの刺激が残っていた。
刺激は共感覚などの例外はあるにしろ、対応の感覚器官を通して感じられる。
感覚器官が感じなければ、刺激は幻になるのだ。
幻にならないのは自分以外で「ある」とされているからである。
試しにそうやって刺激を幻とみなしていくと、私の場合は次の三つが残った。
暗闇
思考
触覚
思考は第六感、触覚は五感の一つである。
これも幻とみなせばみなせるようになるだろうが、
「自分がいる」とする自我は第七感であるので、注意が必要だ。
五感さえも第六感さえも自我さえもなくすと、残るのは暗闇だ。
さて、暗闇で有による感情を見いだすか、無による平安を見いだすか。
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