第2話 ノーダメフルボッコ

場所を改め………ゲーム内のカフェ


「そもそもさ、ビーム銃に当たる理由なくね??当たれないじゃん。」


そう、本気で思ってる。だから、他の奴らの試合を見ると、『え?今の当たるの??』って思う。そう、


「例えばここ。」

「ちょっと待って??アイン、本気で言ってる??普通はこの場合は当たるんだよ??」

「なんで??」

だって、後ろに建物遮蔽物(ピッタリ)、左右に壁(ギリギリ)、前にロケラン(対ロボット用)、自分の機体は18m当たり(だいたい)じゃん。コックピッドは頭固定だ。基本、敵の狙いは頭だ。

つまり、当たらないよ。捻れば行ける。

「見ても避けれないし、弾丸が切れるわけではない、だから多少のダメは覚悟で攻めるの。それが普通なの。まぁ、この人はかすってる程度で済んでるけど。さらにこの後カウンター入れてるけども。」

「俺の普通はあたらないなんだよなぁ。」

「あんた見て避けてる??」

「ん??当たり前じゃね??」

(こいつ、バケモンだ。どうりで有名になるわけだよ。このクソゲーでよく見て避けれるな。)


「ねぇアイン、例のゲームやる??」

「あー、面白そうではあるんだよなぁ。ここのゲーム会社ではないにしろ、有名な作品ばっかじゃん。少しくらい触ってみようかなーとは思う。」


「じゃぁ、私もやろ。」

「なんだよ、着いてくる気か??」


「…………………………いや、悩んでたから。」


ほんとかなぁ。もごもごさせてたけど、気の所為だよな。






というわけで第2話です。やる気を起こす主人公と、淡い気持ちを持つ(多分)『デルタ』ですねぇ。なぜって、『デルタ』の名前を聞いた時に主人公がキレてるからなんですよねー。まぁ、この話はいつか語る………かも??なんてったって、この作品はノープランですから!!(褒めてくれてもいいんですよ??)


まぁ、これから本編ですね。待っててくださいね。ちょっと作ってきます。






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