魔法とスキル

「遅いぞ夜桜」


夜桜が集合場所の机に向かうと既に他4人はそろっていた


「ごめん、あまりにも地図の内容が面白くてつい読んでてな、、、聞いて驚け、なんとこの世界は地球と同じ地形だ」


「「マジか?!」


「ああ、、、これだ。読んでみてくれ」


そう言って夜桜は世界地図を机に置いた


「そこに魔法とスキルの本ともう一冊本があるから読んでみてくれ」


そして有川が指さして本を勧めた


「了解」


夜桜はまず魔法についての本を手に取り読み始めた



・魔法の属性

魔法には炎・水・氷・風・雷・地・自然・闇・光と無属性がある

無属性は誰でも使える魔法であり汎用的なものが多い

属性魔法はその適正がないと使うことができない

属性魔法の適正はその者の才能と血筋によるものが多いが光魔法と闇魔法は完全に才能に依存する



・固有魔法

固有魔法とは稀に発現するその者やその血筋にしか使うことのできない特別な効果を持つ魔法のことであり、その効果は強大で強いものであれば世界の法則に干渉できるものまである。


・炎魔法

魂に激しい感情を持っている者が適性を持つ力で多くの適性者が居る。攻撃にとても秀でた属性である。しかし汎用性が他属性よりも劣る。しかし炎があれば色々とかなり楽なので強い


・水魔法

魂に流動的な感情を持っている者が適性を持つ力で多くの適性者が居る。全てを行える万能の属性である。しかし特化していることもないという弱点がある。


・氷魔法

魂が冷静である者が適性を持つ力で適性者がかなり少ない。汎用性も火力も無いため不人気である。しかし極めると恐ろしい力を発揮するため、英雄になるための試練だと思われることが多い。


・風魔法

魂が活動的も持っている者が適性を持つ力で多くの適性者が居る。汎用性が高い上、他との組み合わせもいい優秀な属性。


・雷魔法

魂に激しい感情を持っている者が適性を持つ力で一定の適性者が居る。攻撃にとても秀でた属性でありながら汎用性もある。しかし扱いを間違えると大惨事になりかねないため幼少期に事故が起こりかねない


・地魔法

魂に不動の感情を持っている者が適性を持つ力で一定の適性者が居る。攻守ともに秀でており隙の無い属性。しかし扱いが難しく満足に扱うにはそれおうの修練が必要である


・自然魔法

魂に豊かな感情を持っている者が適性を持つ力で一定の適性者が居る。視線に秀でた属性でありながら自身でも攻守ができる。しかし扱いが難しい上に扱いを間違えると危険である


・闇魔法

魂に強大な因果を持っていて尚且つ破壊や狂気などを持つもののみが適性を持つ力

適性を持つものは世界に2.3人いるかどうかだ。この属性は世界を破壊・混沌させる力を持っている。


・光魔法

魂に強大な因果を持っていて尚且つ優しさや正義感などを持つ者のみが適性を持つ力世界に数人しか使えるものはいない。解呪の魔法などを使うことができる。この属性を持っているものは世界の命運を握り多くのものの命を救うことのできる。



「、、、」


(闇魔法適正者を殺すとは書いてないな、、、ある程度の情報操作は覚悟した方がいいな)


夜桜は本の情報の確度に疑問を持ちながらも


(炎属性と闇属性、、、合わせれば凄まじい攻撃が出来そうだな)


少ない情報から自身の未来に笑みをこぼした


「夜桜君は炎属性の適性者だから燃え盛る魂を持っているのね、、、すぐに情報を得ようとするその姿勢からにじみ出ているわ」


ペリエは笑みを浮かべてそう言う


だが


(こういう馬鹿は扱いやすいからな、、、ファーストコンタクトとれたしいい感じに鍛えて使える駒にするか)


内心ではそんなことを考えていた


「ありがとうございます」


夜桜はそんな内心に顔色を変えることなくそう笑みを浮かべて返した


「次はスキルか」


続いて夜桜はスキルについての本を取る


・スキルとは

スキルとは自身の経験や魂、種族、血縁など様々な要素から自身に身に付く特殊能力であり魔法と同じような物でもある。基本的に自身に好影響を与えるものだがごくまれに自身や他者に良くない影響を与えるスキルもありそれが原因で迫害を受けることもある。また自分や他者から認識されない隠しスキルというものもある。


・スキルのランク

スキルにはその強さによってランクがある。上位に行けば行くほど強力であり、同時に習得の難易度も高い

ランクは上から

神話

究極

特異

記載なし

の4段階だが基本的に特異スキルの時点で世界の上位クラスの力を得ることができ、究極スキルともなるともはや国のトップクラスの実力となる。神話スキルは世界の最高峰の実力者が持つものである。


「、、、」


(ぺリアって国トップクラスの化け物なのかよ、、、うわぁ)


夜桜はペリエの厄介さにげんなりする





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