No.4 Lord級定期会議(?)中盤

     【Lord級全員集合】


ラディ「おぉ〜!ディズとアクスもやっほ〜☆」

ちょい瓦礫の埃がついたままの姿で手を振りながら近づく

ディズ「やっほぉ〜♪」

アクス「ん〜?ラディ〜、それどうしたの?」

ラディの姿を見て少し驚く。

ラディ「えっとねぇ〜!フレアの爆破に巻き込まれちゃったんだよね〜☆」

テヘペロしながら答える

アクス「あ〜。なるほどね〜、だから壁に大穴開いてたのか〜」

納得するアクス。


だが…大穴を見て一言。

アクス「フレアって〜…やっぱり脳筋だね〜」

ラディ「あっはは〜!!わっかる〜!」

大爆笑するラディ。

だがその少し後ろであからさまにイライラオーラを放っている者が1人。

フレア「はぁ〜?!脳筋じゃないわよ!!ぶっ殺すわよ!!」

爆弾片手にブチギレる

ラディ「えぇ〜?だってそうじゃん!この前なんてゴウと…」

言いかけたところでフレアが

フレア「あれは違うわよ!ゴウから仕掛けてきたのよ!あの脳筋よ!脳筋!」

キレながらゴウを指差す。

ゴウ「あぁ?!誰が脳筋だと!?俺はちげぇぞ!お前だろ一番脳筋なのは!」

ゴウも怒りを露わにして今にも喧嘩が始まりそうだ。

アクス「どっちもどっちでしょ〜?」

ちゃっかり自席に座っているアクス。この発言にさらに笑いのツボにハマるラディ

ラディ「ぶっはっ!!確かに確かに!どっち脳筋だ〜!」

笑い転げそうなぐらい大爆笑する。

フレア「黙ってなさい!バカ頭が!」

ゴウ「黙ってろ!バカ頭!」

2人同時に言う。

ラディ「はぁ〜?!僕バカじゃないよ!それに!バカって言ってる方がバカなんだよ!!」

ラディはバカと言われて怒りだす。


メギド「と、とりあえず…落ち着こう…?」

メギドが自席に座ったまま声を出すが、誰にも気づかれない。


ラス「(モグモグ)…ん…スティック菓子美味しい…」

ラスはお菓子に夢中で止めもしない。

ディズ「きゃはっ♪面白いことになってるぅ〜♪あ!ラス〜!そのお菓子美味しそうだね〜!一本ちょうだ〜い?」

3人の喧嘩を見て楽しそうにしながら、ラスのお菓子に興味津々。

ラス「…一本だけなら…」

ディズにスティック菓子を一本上げる。ディズは美味しそうに食べる。


ソルト「…またあの3人がうるさいな…読書の邪魔だな…」

イライラMAXと読書の邪魔なので、自身の周りにのみ無音結界を張り読書続行。

ミラ「…その無音結界…私も入れてくれませんか?」

ソルトに頼むが…

ソルト「自分で張れ」

表情には見せないが、内心少ししょんぼりするミラ、自分で結界を張り優雅にティータイムを続行。


そして、ちゃっかり自席に座っていたアクスが…

アクス「ねぇロイド、あの3人どうする〜?このままだと殺し合い始めちゃいそうだよ〜?」

アクスは自席に座っているロイドに近寄りながら言う。

ロイド「確かにそうだね。でも、この状況を作ったのはアクスだろう?ちゃっかりラディになすり付けているみたいだけどね」

微笑みんだまま優雅に紅茶を飲みながら言う。

アクス「えぇ〜?なすり付けたなんて酷いなぁ〜、ちょっとしたご挨拶だって〜」

反省のそぶりもないアクスに対してロイドは

ロイド「そのご挨拶で、前も似たようなことがあったけれどね」

ティーカップを置き、アクスをチラッと見る。

アクス「あっはは〜ごめんごめん〜。でも、これが俺ってもんでしょ〜?」

ウインクするアクス。ロイドは少し呆れ顔。


アクス「それよりさ〜?ロイドは止めないの〜?あ〜れ」

本当に今にも喧嘩が始まりそうな3人のいる所をを指差す。

ロイド「止めはしないよ。ただ…一言言うなら、もうすぐボスが来るってところかな」

ロイドの「ボスが来る」と言う言葉に喧嘩しそうだった3人はピタリと止まる。

フレア「え?!もうボスくるの!?ヤバっ!席着いとこ!」

ゴウ「またボスに怒られるのはごめんだからな!」

ラディ「もぉ〜!まだ言いたい事いっぱいあるのに!」

各々の不満が残るが自席につく。


すると…

ボスがスッと音もなく現れる。

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