No.3 Lord級定期会議(?)序盤

   【Lord級区域:大会議室】

Lord級メンバーが定期会議により大会議室に集まる…。


しかし…


「おや?3人集まってるみたいだね」

優雅に会議室に入って椅子に座るロイド。

すでにメギド、ラス、ダート(睡眠中)

大きな円卓の机…その机を囲む13の椅子。

「(モグモグ)…あれ?ロイド…それ…何?」

先に会議室に来ていたラスが食べ物を食べながらロイドに聞く

ロイド「ああ、これかい?ちょっとした用事があってね、その時に貰ったんだよ。いるかい?」

手に持っていたお菓子をラスに差し出す。

ラス「…食べる」

お菓子を受け取り、早速食べ始める。

メギド「…ら、ラス…これも…いる?」

ラス「ん…食べる…」

メギドが持っていたお菓子をラスに渡す。


「みんなやっほぉ〜☆って…あれ?何人かいないね〜」

元気よく入室してきたラディ。

ロイド「そうだね。でも時間内にはみんな来ると思うよ」

微笑みながら脚を組み、紅茶を飲む。

ラディ「確かに〜!じゃ、僕も座ってよ〜っと!」

ラディが椅子に座ると。



「…なんだ?まだ5人しか集まっていないのか?」

灰色の長い髪を揺らしながら、不機嫌そうに入室するソルト

ロイド「ふふ、君は相変わらず時間ピッタリだね」

ソルト「当たり前だ」

そういい席に着く。


「あら?時間ピッタリにきたはずなのですが…まだ半分程度しか集まっていないんですか?」

潮の匂いを漂わせながら入室し、ソルトの隣の自席に座るミラ。


ソルト「…他の奴らは何をしているんだ」

イライラし始めるソルト。

ラディ「あっれ〜?ミラなんか潮の匂いするねぇ〜!もしかして海行ってきたの〜?」

ミラに近寄り、話しかけた瞬間…ラディの近くの壁が何かの衝撃で壊れ吹き飛ぶ。

「あっらぁ〜?ごめんなさいねぇ〜!でも、いい爆破だったわぁ〜!」

吹き飛び、大きく開いた壁の穴からフレアが入ってくる。

そして扉からネロが同時入室。

ネロ「何…凄い衝撃だったんだけど…」

壊れた壁の瓦礫を見るとラディが下敷きなっていた。ミラは氷魔法の壁を作り無傷、何もなかったように紅茶を飲んでいる。


ネロ「…死んでる?生きてる?」

ラディに近づいて見下ろし生存確認をするが、手には怪しい薬品が…。

ラディ「だいじょぶ〜!ギリギリ生きてるよ!」

下敷きになりながら親指を立ててグッドポーズをする。瓦礫から這い出るラディ…無傷であった。

ネロ「なんだ…無傷か…残念…」

残念そうに自席に座るネロ。

フレア「新しい花火の実験も出来たし!満足だわぁ〜!」

満面の笑みで自席に座る。


「おぉ〜!結構集まってんなぁ!」

扉ぶっ壊して入室するゴウだが、壊れた壁を見る。

ゴウ「んぁ?なんだこれ?」

壊れた壁に近寄る。すると人影が…

ディズ「わぁ〜♪すっごいおっきい穴だぁ〜!」

壊れた壁を通りながらテンションMAXのディズが入室(?)そしてその後ろからもう1人。

アクス「ごめんごめん〜♪遅れちゃった〜」

普通に歩いて入室。


そして…


Lord級12名全員集まった。

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