第4話 ひらひらと誘うごとき蝶の舞う ひと吹きの風緑葉撫でし
ひらひらと
山間の道を車で通っていた時のこと。
前方を一匹の蝶がひらひらと舞うように飛んでいきました。
フロントガラスにあたらなくって良かったとほっとした刹那、道沿いの木の葉が風で揺らされました。
何だか、蝶に誘われたのかなと。
また、誘われた風が今度は緑の木々を誘ったのかしら……なんて自然と妖艶さを結び付けて想像しちゃいました。
日々に想う(カクヨム短歌賞1首部門) 真堂 美木 (しんどう みき) @mamiobba7
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