第2話世界驚愕

7月16日午後19時柴田官房長官による会見

我が皇国政府は間髪を入れずに国民を世界を驚愕する事実を公表した。

その内容はクーデターが起きる前、自衛隊の時から40年まえから軍事研究をおこないその研究結果を大軍拡に生かしていた。皇国海軍は場所を秘匿したが、すでに新型主力艦の超弩級電子戦空母5隻、(赤城、加賀、蒼龍、飛龍、翔鶴)に超弩級現代戦艦2隻(大和、武蔵)対空護衛戦艦(長門、金剛、霧島、伊勢)を公開した。

その他、ミサイル防空駆逐艦20隻に新型イージス艦20隻の存在だけでなく、これらすべての艦に電磁レールガンを搭載している事を明らかにした。

これは太平洋の戦力差を覆すものであった。

皇国陸軍は戦闘部隊50個師団も保有し、電子戦部隊は5個師団、機甲師団は第1軍団から第8軍団まで創設された。

戦車は新型の電子戦システム搭載し、主砲は電磁レールガンを搭載した戦車を開発し各国が保有している主力戦車を、一撃で破壊する力を持っている。

皇国空軍は主力戦闘機は、第六世代戦闘機烈風を公表した。

電子戦略爆撃機富嶽も公表

この二つの兵器の装備は秘匿された。

それと敵基地攻撃能力で配備された長距離ミサイルに大陸間弾道ミサイルICBNも皇国空軍の管轄となった。

最後の内容は、核の配備がすでに完了していることも公表されると同時に日本皇国は核保有を宣言した。

中華人民共和国は猛反発し、世界の平和を乱す行為、悪しき帝国が復活したなどどの口が言ってるんだと思うかもしれないが、北朝鮮も同様の声明であった。

韓国政府もいつものテンプレの慰安婦や徴用工問題云々と言っていた。

ほんとどの口が言ってるんだよ。

アメリカの声明は日米同盟及び安保条約の見直しについて話し合う必要があると明言し核保有については触れなかった。

ロシアの声明は意外にも、今後は日本皇国を重要なパートナーとして交渉していきたいなどと大統領が自ら宣言していた。

ヨーロッパ各国は今後の事態を慎重に見守っていきたなどと声明を出した。

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