第1話
??「んぁ〜やっと着いたか」
???「何をボケ〜っとしとる!」
「へいへい…!」
「おい?どうし…ってまた!」
「お先〜」
大きな爆発音が辺りに響き渡るそれは明らかに何かが戦っている様子だった
???「ここにこんな大きな悪獣が出るなんて!」
??「セーちゃん!後ろ!」
「カハァ!」
獣は少女を吹き飛ばし少女は大木に激突に嗚咽した
「セーちゃん!」
獣はとどめを刺そうと少女に迫るもう一人の少女が必死に弓矢で獣を攻撃するが獣には通じず
思わず叫んだその時だった
獣の頭に何かが落ちてきた瞬間と一緒に獣に一筋の線が走った
『キ?キァァァァァァァ!!」 耳が痛くなるような断末魔と共に獣が真っ二つになった
「あっぶねぇ〜ギリギリセーフか?」
地面の砂や木の葉が待って見えにくいが男が持っている剣だけが見えた
男の背丈ほどあった巨大な剣を男は難なく背中に背負って見せた何か小さな女の子の声が聞こえる
『お前!また魔獣見つけて突っ込んだな!?余波でまたぶっ壊しのも大概に」
「あ?あ〜大丈夫!大丈夫!魔獣しか切ってねえよ!ちょっと地面に切れ込み入ったくらい…」
男が振り向いた時私もようやく周りの状況を確認した
「……?!セーちゃん!」
「え?やっちゃった?」
『…あ〜あ』
数分後
「あれ?あたし?」
「セーちゃん!よかった…」
「だからあた…オレをセーちゃんって言うなって何度も…あんた誰?」
「ん?俺はえっと…なんて言えばいいか」
「あ、あの!とりあえず詳しい話は里に着いてからでいいですか?」
数時間後ワノ里キョウの東
「たいっへん申し訳ございませんでした!!」
「いえだからこちらの話を!」
「いだだだだ!だから俺はこの子達巻き込んでないって」
もはや地面にめり込んでいる男とその男をめり込ませている13歳ほどにしか見えない少女が
先ほどまで男と一緒にいた少女二人に土下座?をしている絵図があった
「そこまでにしてもらいたい外より来た戦騎のお二人」
「クウコ様!」
クウコと呼ばれた狐耳を生やした女性が続けていった
「二人には言い忘れておったなこのお二人は戦騎のソウマ殿とアマツ殿だ」
「改めて私はアマツ今回里より救援を頼まれた戦使そしてこいつがお二人に怪我を負わせた阿呆の戦騎ソウマじゃ」
「ソウマだよろしく」
「初めまして!私はヒナです!この子は私の幼馴染でs」
「オレはセナ、あんたらでいう戦騎だ」
「おう、さっきはすまなかったな巻き込んじまって」
「いえ!巻き込んでませんむしろ助けてもらいました!あのままならセーちゃんは」
「オレをセーちゃんって言うな!あんなやつこいつがいなくても」
「セナ、彼らは我らが呼んだ外の精鋭ですからはあなたよりもはるかに強い」
「そしてソウマ殿は我らにゆかりがある戦騎『轟斬』を継いだ者いくらお主が強くともタダでは済まんそれにその怪我でどうする」
「よせクウコ此奴はまだ轟斬をついで日が浅いまだまだ未熟者よ」
「あんたにとっちゃ5年はあっという間だろB」
「あ?」 「いえ何でも」
「まぁよいこれからの事を話さないとのう」
「此度の魔獣…いやこちらに合わせよう悪獣異変についてだな」
「我々としてはソウマ殿には現場での調査を依頼したいこの二人を使者につけるぜひこき使ってくれ」
「お前たちも彼の戦いを見て成長するんだ…特にセナよお主は轟斬から学ぶべきことがたくさんある」
「それはいい此奴にはよい修行になろうて」
「マジかよ」
「では頼むこの里の脅威を共にうち滅ぼそう」
「やったね!私たちあの轟斬さんと一緒に」
「オレには関係ない轟斬?よそ者が勝手に暴れられも困るこの里はオレが守る」
「え!?セーちゃん!待って!」
「荒れとるのう」 「すまないあとでよく言って聞かせよう」
「よいよいあれくらいの方が可愛げがあるわい」
「あの子は囚われている下手をすれば闇に落ちるのではないかとさえ考えてしまう」
「まぁ俺は俺のやり方で調査するよ…」
「あの子に何かを感じたな?」
「…あの子もなれるさ…」
轟斬 増田翔一 @sakatoro
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