第2話 進化


あれから2日ほどすぎミミズをいくつか食べ今嘴で摘んでいるミミズを丸呑みするがエネルギーが何故か流れてこないのでステータスを開くと


個体名:なし 種族:バード (進化可能)


固有スキル:ステータス


スキル:つつく 飛行


どうやら進化するために必要な経験値に達していたようでこれ以上吸収でき無いようだ。この体は体力がないのか30分に1回、10分程休憩しなければならないので進化して飛行時間が伸びたら嬉しい。


進化すると念じると進化先が表示された。進化先を選べるようだ。これは他の魔物にな無いはずだ、


・スパロー(F)

・スワロー(F)

・クロウ(F)


進化先は3つあるようだ。かっこの中のFはおそらく魔物のランクだろう。魔物にはランクがありFからSランクまであるらしい。人が決めた基準なので魔物の中では本能的に実力差があるのがわかるだけだ、

ちなみに俺はFランクの魔物でFランクの中でも下位の魔物らしい。同じランク内にも位があるのか、


どれにするか、進化先も詳細が見えたりするのだろうか?

試しに念じてみると見ることが出来た


・スパロー

スズメ型の小型の魔物。低空飛行に特化しており、木より上の高さでの飛行は苦手。


・スワロー

ツバメ型の小型の魔物。飛行能力に優れ急旋回や急上昇、急降下を駆使して奇襲が得意。


・クロウ

カラス型の魔物。飛行能力はそこそこ高い。危機が迫ると仲間を呼び集団で狩りを行う場合もある。知能が高い


この中で選ぶのか、まずクロウはなしだな、仲間を呼ぶとあるがそもそもこの森にどのくらいいるのか不明だし知能が高いというメリットも転生したことにより人間と同等の知能がある。続いてスパローは低空飛行に優れているようだが低空では他の魔物に襲われるリクスも高そうだ、スワローにすることにしよう


スワローに進化すると念じると体が光に包まれて作り替えられるような感覚が走るが痛みはなく身を任せると1分ほどで光が収まり進化が完了した。


見た目はツバメと同じで大きさも同じぐらいだった。ためし飛行してみると進化前よりも早くそして体が軽いように感じる。これなら長く飛ぶことも可能だろう、

新しいスキルなどは手に入らなかったが飛行能力が上がっただけでもよしとしよう、


魔の森の上空を飛行して獲物を探していく。魔物だからか寝なくても平気なようだが夜は暗くて何も見えないので木の枝に止まり目をつぶって寝ているのか瞑想しているのか分からないが不便はない、


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