第13話 刀の能力

「一つ訊きたい、この空気を吸い込んだらどうっすか?」

「いうわけねぇだろ、ヴォケ」


音音おとねは████に質問をしたが返答という返答は返ってこなかった


おん、高校の頃やったあの技できるか?」

「ああ、勿論舐めないでほしっすね〜」


生物おなぶつ音音おとねは楽しみながら談笑した


BAWバウ-蝙蝠コウモリ


「へぇ、ただコウモリを召喚しただけじゃあねぇかw」


音源発信サウンド・コール-20kHzキロヘルツ


「何をやったんだ?」

「いいかい蝙蝠は20kHzキロヘルツ〜100kHzキロヘルツの周波数を出している、同じ周波数を出すとおれの想極力クレエBAWバウ』の攻撃力は増加する」

「何…?」

「さぁ、血を啜れ俺のコウモリ」


生物のコウモリ数匹が血を吸った


「なるほどな…これは効いたぞ」

「ふん…これでお前はおしまいだ」

生物は自信満々に言った

「お前ら2人に訊こう、さっきした攻撃の間に呼吸を何回した?」

「何…?まぁ…数十回はしてるんじゃないか?」


「ああ、そうだな」

「だからなんだよ!」

「俺の斬棍キリアの能力は、『体内に塵となった刃を取り込んだ分操作する』だ

まぁ簡単にいえばお前らの行動権限はほぼ俺にあるってことだ」

「時どき少し塩っぱかったのはこいつが塵とした刃だったのか…」

「後1つ、お前らが勘違いしているだろう事だが、俺は女だ」


タンクトップ一枚だけ、言わばりょうスタイルだった為男だと錯覚していた


「マジ…?」

「ああ、おおマジさ」

生物なまぶつ!女でも倒すっす!」

音音おとねは生物に喝を入れるように言った

「ああ、わかったぜ!」


創作クリエイト-体内除外装置』

「存在しない物を作るのは少し疲れるなぁ…」

鬼失は結構疲れた様子で言った


「ふん…そんなものすぐ破壊するよ」

████は言った

生物なまぶつ-コントロール率80%』

「くそ…体が勝手に…!」


「スイッチON」

鬼失はすぐさまスイッチをONにした

生物が拳を上げた瞬間にONにしたため結構ギリギリであった


「く…」

コントロール率80%→42%

「手足のコントロールができなくなったか」

████は少し怯んだ


『未来選択-殺すor生かす A.殺す』

「死ね」

突然狂巳が現れた


「狂巳!どうしてここに!?」

「説明は後だ」


『未来選択-首or心臓 A.心臓』

狂巳がその選択をした瞬間が████を貫いた…はずだった


「なんで、生きてるんだよ」

「俺が塵とした刃を一点に手中させ心臓をガードさせた」

「何故だ、お前の能力は『取り込んだ者を操作』じゃないのか?」

「違うね、あれは嘘だ正解は『塵とした刃を操る』だ」


朽ちろフェネ-塩酒えんしゅ

「…叉解さと!どうしてここに」

「…今はノーコメントで」


叉解は冷や汗をかいておりどこか変だった


「お前が言っている『塩酒』とかいうやつは、破壊させて貰った」

「なるほど…勝ち筋がないな、降参だ」

「訊きたい、お前は誰だ(っすか)」

音音おとね生物なまぶつは同時に言った


「『数高部隊キューレキャップ 殻光 宴酒からこう えんしゅだ」


「『数高部隊キューレ』 …だと?」

その場にいた全員が言った

「お前らからしたら初めての敵だろうな」

「ああそうだな」


「…」

『呑み込め-塩酒えんしゅ

「残念、まぁ第二段階ぐらいあるよ」


「残念、私たち否狂対抗部隊フォルにも第二段階があるんだな〜」


「出ておいで」

全員がその場の心の中で想極力クレエを唱えた


(『創作クリエイト

 『朽ちろフェネ

 『音楽操作ミュージック・コントロール

 『未来選択』

 『BAWバウ』)


「なんだ…こいつらは?」


〔主人の想極力クレエだよ〕

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