「ヨォ、お前きゅうりは持ってるか？？？」

κ（カッパ）　 河白 胡瓜（かわしろ きゅうり）

〔貴方が新しい遊戯（あそび）相手？〕

「なんだ？ガキ 俺と遊びたいのか？」

〔うん！遊びたーい〕

「なら相撲で勝負だな」

〔相撲？楽しいのー？〕

「ああ、楽しいぞ」

「霊（りょう）さん…あの敵1人でなんか話してますよ」

「そうだな…(笑)

人（じん）…お前の想極力（クレエ）を使っていいぞ」

〔いいのー？やったー！〕

「人…誰ですか霊さん」

『魚網鴻離（ぎょもうこうり）』

罠を仕掛けるが、意図していない方が引っ掛かる能力

〔よいしょ…〕

「ガキ、自分で仕掛けた罠に自分で引っかかろうとするな」

人は自分の想極力（クレエ）で仕掛けた罠に自分で引っかかろうとした

ｶﾞｼｬﾝ‼︎

とても鈍い音がした

「…は？」

胡瓜（きゅうり）がその罠に引っかかっていた

「なんで、俺が引っ掛かってるんだ？」

〔まぁ、私の想極力（クレエ）って言えば簡単かな〕

「なるほどな、まぁいい遊戯をしよう（遊ぼう）ぜ」

〔いいよ〜〕

『閻魔霊客（えんまりょうきゃく）-殺相撲（ころすもう）』

「お前（人）とあいつ（霊）の想極力（クレエ）は別々ってわけか」

〔その通り！」

人と霊は同時に言った

「霊さん、急に叫ばないでくださいよ、怖いですよ」

「…何が行われてるかお前にも見せた方がいいな」

人と胡瓜が話している所を可視化した

「誰ですか！？あの女の子は！？」

「俺の想極力（クレエ）の具現化した姿だ」

「想極力（クレエ）の…具現化？」

「少し出てこい！って感じで想極力（クレエ）を使用するとできると思うぞ」

『未来選択』

今回は少し力強く発動させた

〔やっと、出してくれましたか狂巳さん〕

そこには銀髪の青年がいた

「貴方が…私の想極力（クレエ）の具現化姿…？」

〔ええ、その通りです、私の名前は折形 煙幕（おりがた えんばく）よろしくお願いします。〕

「よろしく！」

〔とりあえず、あいつ（胡瓜）を倒せばよろしいですか？〕

「まぁ、できるなら…」

〔わかりました〕

『一石二鳥』

〔狂巳さん、銃を出してくれませんか？〕

「勿論」

『未来選択-銃or木刀 A.銃』

〔…ありがとうございます〕

─はっけよーい　残った！─

人VS胡瓜の相撲対決が始まった

〔おやぁ！私が勝っちゃうよ！〕

〔人、退いてろ〕

〔ア゛？煙幕お前は口出すな！〕

〔五月蝿い、大人しく退いてろ〕

煙幕は一発銃弾を撃った

その銃弾は核（コア）の左隣りに当たった

〔外してんじゃん！w〕

人はとても煽った

〔見てろって〕

その銃弾は再度動き出し核（コア）を撃ち抜いた

「あまり重狂（シュヴェーア）を舐めるなよ！」

額にΚ（カッパ）の文字が刻まれた胡瓜がそこにいた

「俺は想極力（クレエ）を使ってないんだ！舐めるなよ！俺の本当の能力は…！」

〔〔うるさい〕〕

人、煙幕は同時に言った

『魚網鴻離（ぎょもうこうり）』

『一石二鳥』

人の想極力（クレエ）が核（コア）を切り裂き

煙幕の想極力（クレエ）で銃弾を一発で2回当てた

「クソが…なんで！なんでだよ！くそがぁ！」

胡瓜は消滅した