第7話 投板遊戯(フリスビー)

〔すごーい!進化するなんて!〕

「ふーん、もう使ったか」

人と███は驚いた


「四肢も全て復活したからな…ふふハハッハ…!」

〔へぇすごい!ま、いいや、楽しかったよ燦々!〕

閻魔霊客えんまりょうきゃく-投板遊戯フリスビーネオ


「…なぜお前がネオ否狂対抗部隊フォル風情が使えるんだよ!

重狂シュヴェーアしか使えねぇはずだろ!?

それに一回コアを破壊されなきゃいけないはずだろ!?」


「ならば、一つ訊こういつお前は俺を元重狂シュヴェーアだと思わなかった?」


「まさか…てめぇは…容姿は変わっているが元『βベータ熱王 霊ねつおう りょうか!?」


「ああ、その通りだ」

16番隊隊長 熱王 霊ねつおう りょう 想極力クレエ閻魔霊客えんまりょうきゃく』 元重狂シュヴェーアβベータ


「久しぶりの再会なのに、ひどいねぇ感動の涙とかないわけ?」

霊は問いた


「あるわけねぇだろ!?裏切り者なんだぞ!?」

「ひどいねぇ…wま、そんな事は話してない方がいいよ、じんが何処で構えてるか解んなくなるからね」


〔おりゃ〜〕

人はとても速い速度で板を飛ばした

その板は燦々の胴に直撃した


「くそ…お、重い…!」

胴は貫通しなかったが致命的なダメージを喰らった


─「酸性雨ザウアー・レーゲン-ネオ


〔ふーん、全てを貫通する雨になったのか、まぁ私には効かないけどね〜〕

「効かないのかよ!?」


「悪いな、もう終わりにするぞ」


閻魔霊客えんまりょうきゃく-終焉』

〔えー、もう終わり〜?わかったぁ〕

「ごめんな、人」

〔いいよ〜この人と永遠に遊べるし〜〕

霊と人は楽しそうに談笑していた

「何…言ってやがる…お前ら」

燦々は困惑してた

〔ほら、貴方は私の肉人形と化すの〕

「…断る」

〔拒否権はないよ、解除方法は私を倒さないといけないし〜ふふ〕


「や、やめろ…!やめてくれ!」

〔断る〕

「ウワァァァァ」

人と霊は何処かの闇に消え去った


「おわったぞ、狂巳」

「ん、ありがと〜」

「他の重狂シュヴェーアと闘っている所に行くか…あー行けるか?」

「ええ、いけますよ」

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